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【銘柄診断】ゲンキーは月次売上高が連続プラスも利益確定売りで続落
ゲンキー<2772>(東2)は、41円安の1789円と続落している。前日23日大引け後に発表した5月度月次売上高が、連続プラスと好調に推移したが、今6月期の好決算評価で今年5月11日に昨年5月の東証2部上場以来の高値1975円まで買い進まれていただけに、利益確定売りが増勢となっている。[写真拡大]
ゲンキー <2772> は、41円安の1789円と続落している。前日23日大引け後に発表した5月度月次売上高が、連続プラスと好調に推移したが、今6月期の好決算評価で今年5月11日に昨年5月の東証2部上場以来の高値1975円まで買い進まれていただけに、利益確定売りが増勢となっている。
5月月次売上高は、既存店が前年同月比7.1%増、全店が20.0%増と続伸し、期初の7月以来の累計でも同じく14.3%増、25.0%増となった。
一方、同社の今期業績は、今年1月に上方修正され、純利益は7億7000万円(前期比17%増)と期初の減益予想が増益転換しており、今年4月に開示した今期第3四半期(3Q)純利益は、6億4700万円(前年同期比34%増)と続伸し、通期業績対比の利益進捗率は84%と目安の75%を上回った。
福井県を地盤に「メガネドラック」業態と「ドラッグストア」業態を展開、「メガネドラッグストア」で8店舗を新規出店して地域シェアを高め、「ドラッグストア」で猛暑効果で季節商品が好調に推移したことが要因となった。
株価は、最高値水準で売り買いが交錯しているが、PERは7倍台、PBRは0.9倍と割安であり、下値から内需関連のバリュー株買いが再燃する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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