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【銘柄診断】福山通運は連続の最高純益・自己株式取得をテコに続伸
★割安ディフェンシブ株買いが続こう
福山通運 <9075> は17日、2円高の393円と小幅続伸した。引き続き5月13日に発表した今3月期純利益の連続過去最高更新と自己株式取得をテコにディフェンシブ関連の割安株買いが増勢となっている。
同社の今期業績は、売り上げ2600億円(前期比1%増)、経常利益135億円(同5%減)、純利益105億円(同25%増)と予想された。
国内航空貨物とトラック便を組み合わせた複合輸送の充実、量販大手向けの流通加工事業の拡大、羽田空港内に事務所を開設して強化した国際事業の続伸などが寄与するもので、純利益は、前期計上の東日本大震災関連の特別損失9億8100万円が一巡し増益率を伸ばし、前期の過去最高を連続更新する。
自己株式取得は、前期の決算発表のたびに2回実施を発表し終了しているが、さらに5月16日から7月29日までを取得期間に上限を300万株(発行株式総数の1.21%)、15億円として実施する。
株価は、大震災発生で年初来安値311円まで突っ込み下げ過ぎ訂正で震災前の400円台を回復した。PER9倍台、PBR0.5倍の割安ディフェンシブ株買いが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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