【銘柄診断】オウケイウェイヴは震災で「OKWave」の閲覧数が伸びる

2011年5月12日 18:03

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  オウケイウェイヴ <3808> (名セ)は震災後の安値3月16日の2万5500円から着実な株価修復の動きを見せている。同社はQ&A形式の情報交換コミュニティサイト「OKWave」を運営する。

  「OKWave」は、「Oshiete(教えて)」と「Kotaeru(答える)」を結びつけるためのWebサイトで、利用者が投稿した質問に対して、質問を読んだ別の利用者が回答をする仕組み。

  質問と回答がデータベースとして蓄積され、その貸し出しを行うポータル事業。それに問い合わせ窓口業務を効率化したいと考える顧客企業に対し、「OKWave」の仕組みとデータをASP(ソフトウェアの期間貸し)方式による提供も行っている。

  東日本大地震においては被災者向け情報ページや緊急医療相談サイトといった特設サイトを開設、3月の読者閲覧数が大幅に増加した。それが収益を押し上げる結果となり、今2011年6月期第3四半期業績は営業利益1億3400万円(前年同期4700万円)と大幅増益を達成した。

  今6月期については営業利益1億3700万円(前期7500万円)を想定している。ただ、第3四半期の進捗率は96%にも達しており増額修正の可能性はきわめて強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】小僧寿し本部は震災の影響などで今期減額修正、展開材料難の様相(2011/05/12)
【株式市場】好決算銘柄の物色も「食い散らかし」気味で全般は次第安(2011/05/12)
株式評論家・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!シンプルに注目銘柄を紹介(2011/04/01)
日刊株式投資情報新聞(無料)が創刊!株式投資のための投資情報メルマガがスタート(2011/04/01)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事