【銘柄診断】朝日ラバーは東日本地震による被災工場が全製品の生産を再開する

2011年4月28日 15:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株価は戻り相場入りの気配が強まる

  朝日ラバー <5162> は東日本大地震に伴い福島県の生産拠点が一部被災したが白河工場は3月15日に操業を再開し、福島工場(福島県西白河郡)は3月25日より全製品の生産を再開、一部操業を見合わせていた第二福島工場(福島県西白河郡)も3月29日に全製品の生産を再開し、これをもって同社が福島県に所有している工場は、全て生産を再開した。

  エコカー補助金終了で国内の自動車生産は厳しい状況に置かれているが、同社の内装照明用のLED用ゴム製品の採用が増えており、必ずしも自動車生産とパラレルに動くわけではない。点滴輸液バッグ用ゴム栓など使い捨て製品が主力の医療用ゴム製品も景気動向などの影響力も受けにくくなっている。前2011年3月期が多少下方修正になっても,生産が元に服する今2012年3月期の業績は好転が予想される。悪材料をこなした株価も戻り相場入りの気配が強まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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