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【銘柄診断】ティムコは利益重視の体質作りが進展、今期は増収益達成を見込む
■利益が出る体質への変換が進む
ティムコ <7501> は3月15日の年初来安値550円を起点に順調な価格値戻しを進め、年初来高値更新に肉薄する強い動きを見せている。
4月7日に明らかになった今2011年11月期第1四半期の決算は売上げが5億9700万円(前年同期比6億3400万円)、営業損失3900万円(同3000万円の損失)とやや低調な決算となった。
同社は売上規模の拡大よりも利益体質を強化することに努めており、そうした流れに乗った決算であったと言える。アウトドア事業では男性用の秋冬物衣料がやや低調だったものの、女性物やバッグ、小物類などのアクセサリーが全体的な売上を牽引した。フィッシング事業は、ソルトルアー(海釣用擬似餌)やフライフィッシングロッド(釣竿)などが新製品効果により堅調に推移した半面、ルアーロッド、ルアー用品、偏光サングラスなどの販売が苦戦した。
今11月期通期については売上げ27億7600万円(前期比2%増)、営業利益5800万円(同121%増)の増収益決算を見込んでいる。今回の発表が4月7日ということで震災後の状況を踏まえた上での見通しといえ、着実に利益が出る体質への変換が進んでいるといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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