【銘柄診断】トレジャー・ファクトリーは4月14日の決算発表に注目が集まる

2011年4月8日 14:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  トレジャー・ファクトリー <3093> は安値圏での展開となっている。東日本大震災に伴う計画停電により、一時営業停止に追い込まれた店舗があったため、業績への影響が懸念されたものと思われる。ただその後の復旧は早く、今のところ会社側からも業績への影響は公表されていない。

  既存店の月次売上げ状況を見ると前2011年2月期中間決算では前年同期比0.7%減少にダウンしたのに対し、後半に入ると昨年9月は3.1%減でスタートしたが10月6.2%増、11月4.7%増、12月0.7%増と好調で、今年に入り1月に0.3%ダウンしたが2月には2.3%増へ盛り返し、下期は前年同期比1.8%増を達成した。

  前2月期は営業利益3億7700万円(前々期3億5800万円)と小幅増益にとどまった模様だが、出店増を背景に今2012年2月期は増益幅拡大が有力。節約志向やエコ意識などは既に社会的に大きな流れとなりつつあり、業績も成長路線を歩むものと思われる。4月14日に発表が予定されている今2012年2月期の見通しに関心が集まりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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