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【銘柄診断】TOTOは一転して業績下方修正、特需思惑が裏目に出て反落
記事提供元:日本インタビュ新聞社
★純利益は増益率を縮める
TOTO <5332> は1日、28円安の641円まで下げて、終値は8円安の661円と3日ぶりに反落した。31日大引け後に今年1月に上方修正した今3月期業績の一転した下方修正を発表、東日本大震災の復興特需思惑が裏目に出て利益確定売りが先行している。
3月期業績は、昨年10月に下方修正したものを今年1月に上方修正したが、その増額値をまたまた下方修正した。
修正理由としては、東日本大震災によるグループ設備などへの直接的な被害は限定的にとどまったが、原材料・部材の入荷遅れ、計画停電に伴う工場稼働率の低下などをあげた。
業績数値的には、1月増額値より売り上げを50億円、経常利益、純利益を各15億円引き下げ、純利益は、45億円(前期比5.1倍)と増益率を縮める。
株価は、地震発生とともに復興特需思惑で逆行高、年初来高値742円まで急騰しほぼ往って来いとなっている。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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