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【銘柄診断】住友金鉱は金価格の一時最高値更新で関連株買い拡大し続伸
★ニッケル、金などの資源価格の動向により業績が左右
住友金属鉱山 <5713> は、27円高の1453円まで上げて8円高の1434円と続伸している。前日の米国市場で、金先物価格が、大引けでは3.10ドル安と反落したが、取引時間中に1トロイオンス=1448.6ドルと3月7日につけた過去最高値1445.7ドルを更新し、さらに取引時間終了後にはポルトガル国債が、格下げされたことを受けて関連の割安株買いが拡大している。
金先物価格は、リビア軍事情勢の緊迫化とポルトガルの財政不安、さらに日本の原発事故が重なり安全資産としての選好が強まり、さらにインフレ進行も懸念され上昇にピッチが掛かり、米国市場では今秋に1800ドルまで上昇するとの強気観測も出ている。
同社は、ニッケル、金などの資源価格の動向により業績が左右され、金価格に関しても、世界有数の金鉱山の菱刈鉱山を保有し海外金鉱の開発を進めるなど業績連動性が強い。
今3月期業績は、昨年11月、今年2月と2回上方修正されたが、この修正の前提となる金価格は、期初の1050ドルから1290.1ドルへ引き上げられたが、すでにこの想定価格を上回っている。
純利益は、790億円(前期比46%増)と大幅続伸が予想されているが、再々上ぶれ期待につながっている。
株価は、東北地方太平洋沖地震でストップ安し昨年来安値1031円まで急落したが、すでに4割の底上げをしている。PER10倍台の下げ過ぎ訂正に拍車を掛けよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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