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【銘柄診断】いなげやはポイントカードを活用して固定客の取り込みを進める
いなげや<8182>(東1)は、46円高の754円と変わらずをはさんで6日ぶりに反発している。3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、昨日(15日)は昨年来安値708円をつけた。[写真拡大]
いなげや <8182> は、46円高の754円と変わらずをはさんで6日ぶりに反発している。3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、昨日(15日)は昨年来安値708円をつけた。
同社は、今2011年3月期第3四半期累計決算は売上げが1669億円と前年同期比3%減少したものの、販売費及び一般管理費の削減効果で営業利益は24億9300万円と同21%増益を果たした。
通期では売上げが2206億円と1%減少し、営業利益は34億5000万円と1%増加するものとみている。消費者の節約・低価格志向の高まりから客単価の減少に歯止めがかからず、スーパー業界は厳しい状況に置かれている。
そうした中で、同社は「ing・fan(アイエヌジー・ファン)カード」を活用、独自のポイントシステムによる固定客取り込みを進めている。そうした効果を受け来2012年3月期は今期に比べ増益幅拡大が見込まれる状況だ。ただ、株価面での支援材料は乏しく、当面はもみ合いを継続の可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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