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【株式市場のリスク要因を探る】地政学リスク=中東・北アフリカ情勢の不安定化
記事提供元:日本インタビュ新聞社
中東・北アフリカ情勢の不安定化問題については、エジプト情勢がムバラク大統領辞任でやや落ち着き、11日のサウジアラビアでの民主化要求デモも懸念されたほど大きな混乱とならなかった。このため足元では過度な警戒感がやや後退した形である。
しかし、リビアの武力衝突拡大については早期収拾の道筋が見えず、サウジアラビアやイランなど周辺の主要産油国への波及懸念も引き続き警戒されるだろう。
原油先物価格についても、サウジアラビアの増産や、サウジアラビアの民主化要求デモに対する過度な警戒感後退で、前週末は上昇が一服したが、供給不安による上昇が長期化する可能性も考えられるだけに、当面は株式市場にとって上値圧迫要因となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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