スターティアの電子ブック作成ソフトの導入社数が1000社を超える

2011年3月11日 10:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■出版社に限らず印刷会社への導入が増える

  スターティア <3393> は、子会社スターティアラボが提供する電子ブック作成ソフト「ActiBook」の導入社数が1000社を超えたと発表した。

  「ActiBook」は紙媒体を簡単に電子ブックへと変換できるソフトウェア。ワンオーサリングマルチデバイスという、一度の操作でPC、iPhone、iPad、Amdroid搭載のスマートフォンに対応した電子ブックを作成することができるのが特徴。2006年7月のサービス開始以来、小学館、角川グループパブリッシングなど出版社を中心に多くの企業で採用されている。

  導入企業が100社を超えた背景として、出版社に限らず印刷会社への導入が増えており、1000社の内、印刷会社の導入社数は270社を超えるなど、印刷会社向けの展示会への出展やセミナーの開催といった、印刷会社向けに実施してきた提案が受け入れられてきていることが一つの要因となっている。

  また、インターネット上で「ActiBook」を利用できる「ActiBook SaaS」が、アパレルや建材といった製造メーカーを中心に採用されるなど、電子ブックの利用が出版社だけでなく様々な業種に広がってきているほか、新規顧客からの問合せが売上の半分程度を占めるなど、市場環境が整ってきている点も大きな理由となっている。

  同社では、販売体制の基盤作りを目的に、販売拠点を東京に集約しているが、問合せが全国から寄せられることから、地方への展開も進めていく方針。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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