【銘柄診断】ワイズテーブルコーポレーションは3期ぶりに黒字計上を見込む

2011年3月4日 11:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ワイズテーブルコーポレーション <2798> は昨年来安値圏での展開を続けている。前2011年2月期第3四半期累計決算が営業損失2億6100万円(前年同期1億5600万円の損失)となり、赤字体質からの脱却に進展が見られないことで市場の失望感を誘っている。

  四半期ベースでは2010年2月期の第1四半期以降損失が継続している。高級レストラン「XEX(ゼックス)」グループの売上げがやや低調だったが、カジュアルレストラングループは薪窯で焼く本物のナポリピッツァ店が好調に推移している。

  一方、ビル管理事業、介護支援事業など不採算部門から撤退し、新たな収益源としてブライダル事業を強化するなど業容改善を積極的に進めている。前2月期通期では営業利益4100万円(前期1億9400万円の損失)と3期ぶりの黒字確保を見込んでいる。

  四半期ベースでは第4四半期は8期ぶりの黒字確保となるだけに、来2012年2月期連続増益への地歩は固まったと判断できる。今後そこらあたりの動向が株価に反映されていくことが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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