【銘柄診断】鐘崎は卵白抜きのかまぼこの開発に成功!本格戦力化に期待

2011年3月4日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  鐘崎 <2912> はもみ合い場面を継続中。前2011年2月期第3四半期の累計決算は売上げが29億2400万円と前年同期比4%減り、営業利益も4000万円と同71%の大幅ダウンとなった。

  個人消費の低迷及び昨年夏場の猛暑による買い手控えが響いた。今5月期通期については売上げが42億円と前期比2%減、営業利益は1億7500万円と同29%の減少を見込んでいる。

  2010年11月に長年の研究と独自の技術を駆使して笹かまぼこから「卵白」を抜くことに成功した。これにより、従来の保存料・でんぷんの無添加効果に加え、魚本来の旨みがより一層強まる結果になった。卵アレルギーの消費者も食することができるようになり、購買層の広がりも期待できる。

  従業員基礎教育を強化実施するとともに、笹かま館をはじめ、直営店舗のリニューアルを行い集客力アップの対策を進めている。昨夏のような猛暑による影響が一巡することが予想され、来2012年2月期については増益転換が有力視される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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