【銘柄診断】泉州電業は早くも業績を上方修正し超割安株買いと利確売り交錯

2011年3月3日 19:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  泉州電業 <9824> は3日、34円高の1088円まで上げて急反発したが、終値は2円安の1052と伸び悩み続落した。2日大引け後に今10月期第1四半期決算の開示に合わせて、早くも今期第2四半期累計・10月通期業績の上方修正を発表、超割安修正期待の買い物が再燃したが、利益増額幅が小幅として利益確定売りも交錯した。

  業績修正のうち10月通期業績は、期初予想より売り上げを62億円、経常利益を8000万円、純利益を1000万円それぞれ引き上げ、純利益は、12億5000万円(前期比35%増)と続伸幅を拡大する。電線の主原料の銅価格が期初予想を上回り、販売価格が上昇していることに加えて、製造設備向けのFA用ケーブルの売り上げも拡大していることが要因となった。

  株価は、前期決算とともに発表した自己株式取得でマドを開けて急伸し1000円台を回復した。PER9倍台、PBR0.4倍の超割安修正で昨年4月につけた昨年来高値1150円にキャッチアップしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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