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【銘柄診断】TACは高利回り狙いに妙味、就職難で資格取得の流れにうねりも
記事提供元:日本インタビュ新聞社
TAC <4319> は人気離散の低調な動きとなっている。2月1日に発表された今2011年3月期第3四半期累計決算は営業利益が4億9400万円と前年同期比2%減となった。表面的には小幅減益の印象だが、9月中間決算時に営業利益は10億5900万円を確保しており、第3四半期単独では5億6500万円の損失ということになった。
こうした状況を踏まえ、今3月期について営業利益を従来の15億200万円から8億6600万円へ引き下げた。監査法人の就職が厳しい状況が続いているため、公認会計士講座が極度の不振に陥っていることが最大の要因。ただ、就職戦線が厳しさを増している状況で、資格取得の動きが強まりそうなことは今後の明るい材料としてカウントできる。
また今期の第4四半期は営業利益が1億2900万円と前年同期の1億1800万円を上回る見通しで、来期増益への曙光と受け止められる。配当利回りは5.8%にも達しており、利回り買いの流れから出直り相場へのスタートを切ることが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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