【銘柄診断】鈴茂器工は再度の増額が有力、成長性取り戻し株価見直しは途上

2011年2月22日 20:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  鈴茂器工 <6405> が順調な上昇トレンドに乗っている。今2011年3月期業績が2月7日の第3四半期累計決算の発表時に増額修正されたことを受け一気に機首の角度を上げ、2007年以来の水準に達した。

  今期の営業利益は従来の4億円1000万円から5億5000万円(前期2億6700万円)に引き上げられたが、これまでのピーク2009年3月期の2億7300万円(連結決算導入後)を大きく上回るものである。しかも第3四半期までに営業利益は5億3400万円(前年同期比約3倍)を確保済みで、97%という進捗率からは最終的に大きく上振れての着地が有力視される。

  回転寿司の業界大手の店舗拡大や寿司・弁当などの中食業界の好調から寿司ロボット、盛り付けロボットの売上げが伸びている。また、回転寿司業界が成長の機会を求めて海外展開を加速しており、今後は海外の売上げ増が収益をさらに押し上げていく方向が予想される。成長性を取り戻しつつあるだけに、株価見直しはまだ途上と位置づけられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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