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【銘柄診断】ヒーハイスト精工は2008年来の水準に到達、受注急増評価へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■受注急増を見直す出直り株
ヒーハイスト精工 <6433> が快調な水準切り上げを演じている。2月2日には148円と昨年来高値を示現したが、これは2008年以来の高い水準で、株価は何かを織り込み始めたと思われる。
同社は創業以来、一貫して直線運動機構を手掛け独自の地位を築いており、「軽薄短小」の製品に強みを持つ。2011年3月期9月中間決算ではTHK <6481> への売上げが全体の67%を占めている。好業績を背景とするここへきてのTHKの新展開入りが同社見直しの引き金になったことは間違いない。
直動機器、精密部品加工などの9月中間決算時の受注高は産業用機械業界の市況回復を背景に8億4000万円と前年同期比2.4倍の水準を確保した。これはそのまま通期業績の好調に反映されることになる。
今期の第3四半期累計決算は2月9日に予定されており、好決算先取りの機運が高まっているようだ。足元の好調を引き継ぐ来2012年3月期業績も利益続伸が有力と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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