【銘柄診断】第一商品は国際商品相場の上昇受け月間売買高が回復傾向強める

2011年2月3日 19:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■好業績見直しが必至の妙味株

  第一商品 <8746> は2月1日に20万株、発行済み株式数に対し1.29%の自社株買いを発表、それを好感して2月1日には283円と昨年来高値に買い進まれた。

  自社株買いの期間は2月1日から4月30日までとあって今後とも株価を支援していく要因になる。金や穀物など国際商品相場が上昇傾向を強め、同社を取り巻く環境は明るさを増している。

  今2011年3月期9月中間決算の累計売買高は40万5000枚で月間に引き直すと月間売買高は6万7500枚ということになる。これに対し後半のスタートとなる10月の月間売買高は7万5000枚、11月が10万7000枚、12月が9万1000枚と、前半を大きく上回るペースで推移している。

  商品相場の持続的な上昇から投資家の参入が増加しているものと推定され、2月4日に発表が予定されている今3月期第3四半期累計決算では業績好転が確認されるものと思われる。これまで相場に大きなうねりがなかっただけに、人気に火が付くと予想外に水準切り上げが活発になる可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題株】「電子証拠」解析のUBICが大相撲の一件で期待膨らみ底堅い(2011/02/03)
【銘柄診断】フクダ電子は販売強化策が奏功、業績は今期上振れし来期続伸へ(2011/02/03)
相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし=犬丸正寛の相場格言(2011/02/01)
下値の3点同値は買いに歩あり=犬丸正寛の相場格言(2011/01/27)
犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!(2011/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事