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【銘柄診断】日立ハイテクは業績再々増額も材料出尽くし感を強め急反落
日立ハイテクノロジーズ <8036> は26日、寄り付きの8円高から値を消し、47円安の2035円まで下げて3日ぶりに急反落している。25日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、営業利益が今年1月8日の業績観測報道値を上回った上に、3月通期業績を再々上方修正したが、昨年4月につけた昨年来高値2222円に迫っていたこともあり、材料出尽くし感を強めて利益確定売りが優勢となっている。
3Q3カ月分の営業利益は、前年同期比14倍の56億円超と8日の観測報道値40億円を上回った。一方、3月通期業績は、売り上げを昨年10月の再増額値より100億円引き下げたが、経常利益を6億円、純利益を2億円それぞれ引き上げ、純利益は172億円(前期は28億2700万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。
半導体製造装置で主力の測長SEMが、アジア市場向けに大幅に増加、ダイボンダも、スマートフォンなどの需要拡大を受けてメモリー市場向けに大幅増となり、FPD関連製造装置も露光装置の需要が拡大したことなどが要因となった。
株価は、昨年10月の業績再増額にスマートフォン関連株人気がオンして600円高して2100円台を回復、高値調整を続けている。利益確定売りを吸収して再度、PER16倍台の割安修正を窺う展開も有力である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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