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【銘柄診断】生化学工業は中期成長路線歩む、調整切り上げのタイミング模索
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■中期投資妙味大きい割安銘柄
生化学工業 <4548> は2011年3月期の業績減額が響き全体相場の好調を横目にやや調整色の強い展開を余儀なくされている。
国内医薬品は好調に推移しているが、海外の低調、研究開発費の増額が響き今期の営業利益は39臆円から33臆円(前期51億1000万円)へ引き下げられた。
しかし、昨年末にかけ治験結果が良好なため椎間板ヘルニアの治療薬を今年中に承認申請すると発表したほか、主力薬の原料となるヒアルロン酸原体の生産を増強することも明らかになった。
高齢者の増加を背景に主力の関節機能改善剤「アルツ」の需要が伸びているため、2014年3月までにヒアルロン酸原体の生産能力(生産量ベース)を現状より5割増やす方針。
足元の弱い業績が現在の株価低調につながっているが、次第に来期以降の展開に市場の視点がシフトの可能性が強く、株価も現在と未来のギャップを埋めに行く方向が予想される。調整切り上げも時間の問題と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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