三菱電気、3D対応のフルHDプロジェクター

2011年1月7日 17:22

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三菱電機が公開した「LVP-HC9000D」「LVP-HC9000DW」の画像

三菱電機が公開した「LVP-HC9000D」「LVP-HC9000DW」の画像[写真拡大]

 三菱電機は7日、3D映像に対応したフルハイビジョン解像度のホームシアタープロジェクターを2月14日から発売すると発表した。

 同製品は、フレームパッキング方式とSide by Side 方式に対応しており、ブルーレイの3Dパッケージソフトや3D放送の映像を再生できる。3Dメガネは別売りで、同社の3D対応液晶テレビ用メガネも使用可能という。

 反射型液晶パネル「SXRD」と新開発の光学補償板を採用したことで、深みのある黒色を表現する最大で120,000:1 相当の高コントラストを実現した。

 また、毎秒24コマの映画ソフトに対応したフレームレートコンバータを搭載しており、コンテンツにあわせて、最適なコマ数に補間して映像を作成する。毎秒24 コマの映画ソフトの場合でも、フィルム特有の動き(カタカタ感)を残しながらクッキリ鮮明な映像を再現するので、映画そのものの質感を楽しめるという。

 本体色は2色用意されており、黒色の「LVP-HC9000D」は2月14日発売、白色の「LVP-HC9000DW」は3月中旬の発売を予定している。当初の月産台数は1,000台を見込む。

 同社は同製品の発売の狙いとして、フルハイビジョン解像度のホームシアタープロジェクター市場の成長と、3D映画の普及を受けた3D対応したプロジェクターの普及が見込まれることを指摘している。

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