スケジュール帳『適当手帳』にあやかって探した銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ

2010年12月10日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

今年も残すところ約3週間となり、書店や文房具店には、来年のスケジュール帳がたくさん並んでいる。私は毎年、決まった物を購入・使用しているので、他の商品(手帳)を見ることはあまりなかったのだが、先日、ちょっとおもしろいものを見かけた。ダイヤモンド社の『適当手帳 For Business 2011』だ。

今年も残すところ約3週間となり、書店や文房具店には、来年のスケジュール帳がたくさん並んでいる。私は毎年、決まった物を購入・使用しているので、他の商品(手帳)を見ることはあまりなかったのだが、先日、ちょっとおもしろいものを見かけた。ダイヤモンド社の『適当手帳 For Business 2011』だ。[写真拡大]

(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)

  今年も残すところ約3週間となり、書店や文房具店には、来年のスケジュール帳がたくさん並んでいる。私は毎年、決まった物を購入・使用しているので、他の商品(手帳)を見ることはあまりなかったのだが、先日、ちょっとおもしろいものを見かけた。ダイヤモンド社の『適当手帳 For Business 2011』だ。

  お笑いタレントであり俳優の高田純次が監修しているもので、各ページに、高田氏の「本気で適当な言葉」が入っていたり、アフター5の欄を充実(?)させるなど、楽しい工夫がなされている。帯(書籍等に巻きつけている紙)には、ポーズをとった高田氏の写真と「社会人なら手帳って必要だよね」「オレ?持ってないよ」というキャッチコピーが入っていて、笑ってしまった。ちなみにこの手帳は、他にもシリーズがあるようだ。

  最近は、若者もビジネスパーソンも、ケータイ(携帯電話)でスケジュール管理をする人が増えており、手帳を買わない・使わない人が多くなっているのではないだろうか。そうした中で、上記のような企画物をつくり、需要の掘り起こしを図っているのだろうと思った。

  高田氏の「適当」にあやかり(?)、本日(12月10日)大引け時の「東証1部 値下がり幅上位株」の中から、良さそうな銘柄を探してみた。「値下がりが大きければ、その後の反発に期待できるのではないか」という理由からだ。

★トリドール <3397> (東1)

 セルフ式うどん店『丸亀製麺』を展開するトリドール <3397> を入れる。同ランキング6位だった。10日終値は2100円安の10万9400円。単位1株。PERは約9.3倍、PBRは約2.5倍となっている。チャートは4月26日につけた年初来高値18万9700円から反落し、続落トレンドで来ていた。しかし11月4日につけた上場来安値9万9900円で底打ち。本日は値下がりで引けたとはいえ、リバウンドトレンドにあるようだ。まずは次のフシであり13週移動平均線でもある、12万円ライン奪回を目指す。単位1株の売買しやすさも魅力だ。

★NTT都市開発 <8933> (東1)

 不動産賃貸・分譲事業を行なっているNTT都市開発 <8933> (東1)を入れる。同ランキング9位だった。10日終値は1400円安の7万0800円。単位1株。PERは約25.9倍、PBRは約1.5倍となっている。チャートはこの2ヵ月ほど、上値7万8000円ライン、下値7万2000円ラインの間でボックス圏を形成。まずは上値7万8000円ラインまでの戻りを目指す。単位1株の売買しやすさも魅力となっている。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

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