ケイ線は値幅見ず日柄を見よ=犬丸正寛の相場格言

2010年11月25日 11:31

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

株価が前日に比べて、いくら上がった下がったと一喜一憂するのが投資家の常ですが、上げ下げの値幅を見ること以上に『日柄』を見ることが大切であるという教えです。

株価が前日に比べて、いくら上がった下がったと一喜一憂するのが投資家の常ですが、上げ下げの値幅を見ること以上に『日柄』を見ることが大切であるという教えです。[写真拡大]

■ケイ線は値幅見ず日柄を見よ

  株価が前日に比べて、いくら上がった下がったと一喜一憂するのが投資家の常ですが、上げ下げの値幅を見ること以上に『日柄』を見ることが大切であるという教えです。なぜかといいますと、仮に、100円高だったとしても局面によって、同じ100円高でも意味合いが違ってくるからです。

  同じ上げ幅でも、どのていどの期間、下げ相場、上げ相場が続いたかという日柄がポイントになっています。マラソンのラストスパートと似ているのではないでしょうか。

  こうした日柄は、わたしたちの生活でもみることができます。神社で運勢を眺めていますと、大吉から大凶までのサイクルは9年となっています。「暑さ寒さも彼岸まで」も、日柄を表したものですし、善いこと悪いことの噂も、「人の噂も75日」といって時が過ぎれば薄れていきます。

  ケイ線を見るときは、まず最初に、上昇期間、下降期間がどのていど続いているかをチエックすることが大切です。日足、週足、月足チャートのいずれでも「9本目」はかなり重要ですし、「13本目」、「26本目」も相場転換になっていることが多いのでぜひ投資の参考とされることをお勧めします。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

【関連記事・情報】
底値圏の大陽線買い、高値圏の大陰線売り=犬丸正寛の相場格言(2010/11/17)
売るべし買うべし休むべし=犬丸正寛の相場格言(2010/11/16)
割安に買いなし=犬丸正寛の相場格言(2010/11/11)
大回り3年、小回り3月=犬丸正寛の相場格言(2010/11/10)
小口投資家が大口投資家に勝つのは小回り=犬丸正寛の相場格言(2010/11/08)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事