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大嵐に雨具は役立たず、籠もるが勝ち=犬丸正寛の相場格言
昨今の大雨、竜巻などの異常気象は驚くばかりです。しかし、文明を進化させ大量のエネルギーを使うようになった人類の生活ではこれが当然なのかもしれません。また、第一次産業から第二次産業、さらに第三次へと発展し、金融全盛の今の時代では、金融パニックの大嵐も当然のことでしょう。[写真拡大]
■大嵐に雨具は役立たず、籠もるが勝ち
昨今の大雨、竜巻などの異常気象は驚くばかりです。しかし、文明を進化させ大量のエネルギーを使うようになった人類の生活ではこれが当然なのかもしれません。また、第一次産業から第二次産業、さらに第三次へと発展し、金融全盛の今の時代では、金融パニックの大嵐も当然のことでしょう。
大きな嵐では、雨具は役立たないのと同じように、個人の相場力量では嵐を乗り切ることは無理です。嵐の時は、出歩かず自宅に籠もるのが一番です。紀伊国屋文左衛門は嵐の出帆で大儲けしたとありますが、命を賭けてまでリスクを取ることはありません。
個人投資家が株式投資で10年単位の成果を見た場合、こつこつ儲けて、大きな嵐でドカンとやられていることがほとんどです。小口で儲けを積み上げて行くことは、個人は結構、得意です。しかし、それを大嵐で吹っ飛ばしているのです。
決して、個人は大きな嵐に巻き込まれないようにする。これだけを守ることで投資成果は大きく変わってきます。相場での大きい嵐は、プロ同士(機関投資家など)のババ抜きゲームの後にやって来ることがほとんどです。株数の多いプロ同士の戦いのため出来高は大きく膨れ上がります。この出来高こそ嵐の前の黒い雲です。黒い雲を見たら、早く自宅に引き籠もることが大切です。決して、文左衛門の真似をしようなどと思わぬことです。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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