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ヤマハ発、電動バイクとサロンクルーザーでグッドデザイン賞を受賞
10月1日から全国発売されるヤマハ発動機 <7272> の電動バイク「EC‐03(イーシー ゼロスリー)」が、2010年度グッドデザイン賞において、特別賞である「グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞」(経済産業大臣賞)を受賞した。
グッドデザイン賞は、年に一度、日本産業デザイン振興会が主催する総合的デザインを評価、推奨する賞で、人間生活を5つの領域(「身体領域」「生活領域」「仕事領域」「社会領域」「ネットワーク領域」)に区分し、それぞれの区分の中で受賞対象を選定。受賞した対象には、受賞を示すマーク「Gマーク」の使用が許可される。
今回「EC‐03(イーシー ゼロスリー)」が受賞した「グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞」は、その時代の感性価値が生活者の支持を得て様式に至る完成度をもつものに贈られる特別賞。審査委員からの評価として「これからの小型電動スクーターの新しい時代を想わせる」、「未来の都市計画のあり方や、環境負荷低減の都市交通システム(中略)等の提案は、二輪車メーカーが取り組むべき前向きな提案型の姿勢」などが挙げられているように、デザインだけでなく、将来的にますます多様性が見込まれる"パーソナル・コミューター"として、「EC‐03」の総合的なコンセプトが評価された格好だ。
さらに同社は、「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2009」を受賞したサロンクルーザー「EXULT(イグザルト) 36 Sport Saloon」でもグッドデザイン賞を受賞。こちらは、ハル・デッキ・キャビンともに緩やかで一体感のあるスタイリングを実現しており、新規性という点でも高く評価されたようだ。
(編集担当:北尾準)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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