22ndセンチュリーがNBBニコチン生合成遺伝子で中国とオーストラリアの特許を取得

プレスリリース発表元企業:22nd Century Group, Inc.

配信日時: 2012-07-10 15:15:00

Redington, Inc.
Tom Redington, 203-222-7399

(米ニューヨーク州クラレンス)- (ビジネスワイヤ)-- タバコの有害性低減と禁煙製品の画期的技術を開発した企業の22ndセンチュリー・グループ(OTCBB: XXII)は本日、タバコ植物におけるニコチン産生を担う遺伝子であるNBB遺伝子で、中華人民共和国国家知識産権局が当社に特許許可通知を発出し、オーストラリア知的財産局が特許を登録したと発表しました。

中国とオーストラリアの特許当局が国内特許を承認した国際特許出願第PCT/IB2006/001741号は、ニコチン濃度を低減したタバコ植物の製造法と、それらを使用したたばこ製品の製造法をカバーするものです。NBBはニコチン以外にも、アナタビンやアナバシンなど、その他のニコチンアルカロイドの産生を司っています。

NBB遺伝子はニコチン生合成の最終段階に関与するタンパク質「ニコチンシンターゼ」をコードしていますが、この酵素は何十年もの間、科学者の手を逃れてきた対象でした。このタンパク質を下方制御ないし上方制御することで、広範なニコチン濃度のタバコ品種を開発することができます。奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の世界的に著名な分子植物学者である橋本隆博士が、NBB技術を発明しました。22ndセンチュリーは2005年から2009年にかけてNAISTに研究開発資金を提供し、NAISTは2010年に22ndセンチュリーに対してNBB技術を含め、種々の関連特許ファミリーを割り当てました。国際特許出願第PCT/IB2006/004043号は、NBBを活用して、ニコチン濃度を向上させたタバコ植物・製品を製造するための方法をカバーしています。

当社の研究開発担当バイスプレジデントであるMichael Moynihan博士は、次のように述べています。「NBB遺伝子技術は22ndセンチュリーの知的財産にとっての要石の1つであり、当社の先行技術よりもはるかに利益をもたらす第2世代遺伝子技術となります。」特筆すべき点として、NBBはニコチン、その他のニコチンアルカロイドを産生する機能しか持ちません。

22ndセンチュリーは、NBB遺伝子技術が喫煙の害を低減する上で重要な役割を果たすことになるとみています。当社は2012年4月10日、米食品医薬品局(FDA)によるリスク低減タバコ製品の承認申請に関するガイダンス案に従って、2種類のリスク低減紙巻たばこについて、FDAに承認申請する予定であることを発表しました。22ndセンチュリー・グループは、ノースカロライナ州コンコードで9月9~12日に開催される第66回タバコ科学研究会議で、「低タール対ニコチン比紙巻たばこの喫煙がたばこ煙暴露に及ぼす影響」と題するプレゼンテーションを行います。このプレゼンテーションでは、リスク低減紙巻たばこ2種のうち1種について、22ndセンチュリーによる計画的曝露に関する研究の概要を説明します。

22ndセンチュリーは78カ国、102件の特許で所有権ないし独占的ライセンシー権を持っており、申請中特許が37件あります。これらは主に、ニコチン生合成の重要遺伝子すべて、またそれらから製造され得るリスク低減たばこ製品に関するものです。22ndセンチュリーは中国において6件の特許で所有権ないし独占的ライセンシー権を持ち、2件を特許申請中で、オーストラリアにおいて5件の特許で所有権ないし独占的ライセンシー権を有しています。当社は両国でさらなる特許申請を行う予定です。中国は世界最大のたばこ市場で、1年間当たり2兆本以上の紙巻たばこを消費しています。

詳細情報については、www.xxiicentury.comをご覧ください。

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