プロキシマ・フュージョン、欧州を代表する商用核融合企業を目指し、評価額24億ユーロで4億1,100万ユーロを調達

プレスリリース発表元企業:Proxima Fusion

配信日時: 2026-07-07 23:58:00

プロキシマ・フュージョン、欧州を代表する商用核融合企業を目指し、評価額24億ユーロで4億1,100万ユーロを調達

プロキシマ、世界有数の資金調達額を誇る核融合企業に
民間資本により、欧州の旗艦的な核融合プロジェクト「Alpha」が前進
プロキシマ、垂直統合戦略の実現に向け、ドイツ、スイス、英国の3拠点で人材採用を加速


(ミュンヘン、オックスフォード(イングランド)、チューリヒ)- (ビジネスワイヤ) -- プロキシマ・フュージョンは、4億1,100万ユーロ(4億6,800万米ドル)の資金調達ラウンドを発表しました。これにより同社の評価額は24億ユーロ(27億米ドル)となり、プロキシマは欧州で資金調達額が最も大きい核融合企業となりました。

同ラウンドはXTX VenturesとEast X Venturesが主導し、RWEとGoogleが戦略投資家として参加しました。

KfW Capital、SPRIND、Burda Principal Investmentsも、Plural、UVC Partners、Balderton、Cherry Ventures、DST Global Partners、Brevan Howard Macro Venture、Lightspeed、DTCF、redalpine、Leitmotif、Elaia、CDP Venture Capital、Bayern Kapital、EIC Fundを含む既存投資家とともに、同ラウンドに参加しました。

ドイツのエネルギー企業RWEは、バイエルン州グンドレミンゲンにある旧原子力(核分裂)発電所跡地に初のステラレーター型核融合発電所を建設する計画でプロキシマと提携する契約に署名してから、わずか数か月で投資家として加わりました。

Googleによる投資は、核融合が長期的に見て、豊富でカーボンフリーかつ持続可能なエネルギー源となる可能性に、同社が引き続き関心を寄せていることを示しています。

今回のラウンドは、今年の欧州テクノロジー分野で最大級の民間投資の1つであり、欧州の核融合分野では過去最大の投資です。これは、核融合発電が、エネルギー安全保障、経済の強靭性、産業競争力に資する戦略技術として認識されつつあることを反映しています。

今回の資金調達により、プロキシマがドイツ・ミュンヘン近郊で建設する、正味エネルギー利得を実証するステラレーター型実証装置Alphaの建設に必要な資金基盤が整いました。Alphaは、数十年にわたる核融合研究と商用展開をつなぐ重要な架け橋です。プロキシマが、バイエルン州、マックス・プランク・プラズマ物理研究所、RWEと連携して主導する同プロジェクトは、主要技術を実証し、2030年代後半に実現を目指す世界初の核融合発電所の開発を加速させます。

「欧州は、世界初の核融合発電所の実現を目指して米国や中国と競っています。プロキシマの資金調達は、欧州が画期的な技術を発明できるだけでなく、そうした技術を基盤に世界で競争力のある企業を構築できることを示しています。投資家は、プロキシマの取り組みが持つ緊急性と機会の大きさの両方を認識し、世代を代表するエネルギー技術企業へとプロキシマを成長させるために支援しています」と、プロキシマ・フュージョン共同創業者兼CEOのフランチェスコ・シオルティーノ博士は述べました。

研究から産業実装へ

プロキシマは3年足らずで、公的助成金9,500万ユーロを含む6億5,000万ユーロ(7億4,000万米ドル)超を確保しました。バイエルン自由州、RWE、マックス・プランク・プラズマ物理研究所との覚書締結からわずか3か月で、プロキシマは今回の4億1,100万ユーロの資金調達ラウンドを完了しました。今回のラウンドは、同社のロードマップに対するバイエルン自由州の4億ユーロの公的資金拠出に匹敵する民間資金を集めるという目標を上回りました。これは、重点的な公的投資が民間資本を大規模に呼び込めることを示しています。

今回の資金調達を受け、プロキシマは「ステラレーター・モデル・コイル(SMC)」の完成、高温超伝導(HTS)ケーブルとマグネットの生産拡大、ステラレーターに必要なエンジニアリング・製造システムの継続的な開発に注力します。プロキシマは、取り組みを加速させるため、エンジニアリング、製造、オペレーションの各分野で人材採用を進めます。

プロキシマ・フュージョンについて

プロキシマ・フュージョンは欧州を代表するステラレーター企業であり、マックス・プランク・プラズマ物理研究所から初めてスピンアウトした企業です。同社は、ヴェンデルシュタイン7-Xプログラムで得られた科学的ブレークスルーを基盤に、QI-HTSステラレーター・コンセプトに基づく商用核融合発電所を開発しています。

プロキシマは、2030年代前半を目標に、正味エネルギー利得を実証する核融合実証装置Alphaを開発しており、2030年代後半に世界初の商用ステラレーター型核融合発電所となる「Stellaris」への道を切り開いています。この構想は、50以上の産業パートナーで構成されるコンソーシアムであるAlpha Allianceと、著名なメンバーから成る産業開発委員会によって支えられています。

ミュンヘンに本社を置き、チューリヒとオックスフォードにオフィスを構えるプロキシマは、エンジニアリング、サイエンス、オペレーションにわたって約200人を雇用しています。詳細は、www.proximafusion.comをご覧ください。

XTX Venturesについて

XTX VenturesはXTX Marketsのベンチャー・キャピタル部門で、創業初期のディープテック企業に投資しています。

XTX Marketsは、最先端の機械学習技術を用いて、株式、債券、通貨、コモディティー、暗号資産にわたる53,000以上の金融商品の価格予測を行う大手アルゴリズム取引会社です。同社の取引高は35か国で1日あたり2,500億米ドルを超え、ロンドン、シンガポール、ニューヨーク、パリ、ブリストル、ムンバイ、エレバン、カヤーニを拠点とする300人以上の従業員を擁しています。

XTX Marketsがディープ・ラーニング・モデルを支えるための大規模なデータセンター複合施設の構築に着手する中、エネルギー分野で意義ある変革を推進することが、投資上の重点分野となりました。この投資は、核融合などの有望な代替エネルギー技術を含む同社の多様なベンチャー投資ポートフォリオに合致しています。

East X Venturesについて

East X VenturesはEast Xのベンチャー・キャピタル部門です。East Xはロンドンを拠点とする、クオンツ系コモディティー投資会社で、数十億米ドルの資産を運用しています。East X Venturesは、核融合エネルギー、次世代電力システム、サプライチェーン、人工知能の各分野で、先端科学を商業化し、拡大可能な企業を築く創業者に投資しています。英国原子力公社と英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省の支援を受け、East X Venturesは、核融合エネルギーに特化した欧州初のベンチャー・キャピタル・ファンド「Starmaker One」を立ち上げました。

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