連結子会社 株式会社JAL‐DFSの完全子会社化に関するお知らせ
配信日時: 2026-03-13 02:15:27
JALグループの商社 株式会社JALUX(ジャルックス、本社:東京都港区、代表取締役社長:河西 敏章、以下「当社」)は、このたび、成田国際空港・東京国際空港(羽田)において免税店運営を行う連結子会社、株式会社JAL‐DFS(以下「JAL-DFS」)について、合弁パートナーであるDFS Holdings Limited.(以下「DFS社」)が保有する全株式を取得し、当社の完全子会社としましたので、下記の通りお知らせします。
記
1. 本件の経緯および目的
(1) これまでの経緯と成果
JAL-DFSは、成田国際空港における免税店事業の運営を目的とした合弁会社として事業を開始し、以降、東京国際空港(羽田)にも店舗を拡大してきました。長きにわたり、DFS社が有する世界最高水準のラグジュアリーブランドの調達力や店舗運営ノウハウと、当社が持つJALグループの顧客基盤および空港内事業インフラを融合させ、お客さまに高品質なトラベルリテール体験を提供してまいりました。そして、両社の強固なパートナーシップの下、JAL-DFSは「JALグループの空港免税店」として、国内の空港免税市場において確固たる地位を築き上げ、所期の目的であった事業基盤の構築とブランド価値の向上について十分な成果を上げることができたと認識しています。
(2) 市場環境の変化と今後の課題認識
近年、航空需要の急速な回復に伴い訪日外国人客や海外渡航者が増加する一方で、顧客ニーズの多様化が加速し、顧客の消費行動も大きく変容しています。特に、渡航前のオンライン予約から空港での受け取り、そして帰国後のEC購入に至るまで、オンラインとオフラインをシームレスに融合させた顧客体験(OMO:Online Merges with Offline)へのニーズが高まりを見せています。当社では、このような変化に対応するためには、より柔軟で機動的なマーチャンダイジング(MD)が重要な戦略の一つであると認識しています。
(3) 完全子会社化の目的
今般、当社とDFS社は、友好的かつ建設的な協議を重ね、JAL-DFSがこれまでに築き上げた事業基盤やブランド価値を更なる高みに押し上げるためには、JALが推進する「JALマイル・ライフ・インフラ※」と深層での融合を図ると同時に、当社グループの空港リテール事業での相互連携をさらに強化させることが不可欠であると判断しました。また、急速に変化する市場環境に対応するため、意思決定のスピードを早め、有効な戦略を迅速に実行フェーズへ移行させる経営体制の構築が必要との結論に至りました。このたび、DFS社との合弁契約を発展的に解消し、JAL-DFSを当社の完全子会社とすることで、今後は以下に掲げる戦略推進の加速化を図ってまいります。
※JALマイル・ライフ・インフラ:https://www.jal.com/ja/corporate/mile/
- デジタル戦略の推進と顧客データの活用:免税店における顧客データの取得・集積・分析を進め、一元管理の下、JALマイレージバンクなどの会員基盤との連携を図ることで、パーソナライズされたマーケティングの実施や、アプリなどを活用したスムーズな顧客体験の実現を目指してまいります。
- 海外免税店舗の拡大・進出:当社グループではベトナムやラオスといった新興国などの主要空港(現在5空港10店舗)において海外免税店を展開しています。今回の完全子会社化を機に、JAL-DFSが提供する高品質なトラベルリテール体験を現地に広め、世界で選ばれる「JAPAN Quality」を確立するとともに、他国の主要空港での免税店進出を積極的に進めて、海外免税事業を新たな成長エンジンに育成してまいります。
- MDの自由度拡大と機動的な店舗運営:独自の仕入れルート開拓に加え、日本独自のコンテンツ発信やJALグループならではの限定商品開発などを強化し、他社との差別化を図り、市場変化や顧客トレンドに即応できる機動的かつ柔軟な店舗オペレーション体制を構築してまいります。
- グループリソースの最大活用:「旅の動線」にある当社グループの空港リテール事業(空港物販・飲食店、宅配カウンターサービスなど)での連携をより深めて顧客利便性を高めるとともに、リソースの再配分や相互利用を通じ、グループ全体の業務効率化と収益性の向上を図ってまいります。
2. 異動の方法
当社は、2026年2月16日付で、DFS社が保有するJAL‐DFSの普通株式全て(発行済株式総数の40.0%)を現金対価により譲り受けました。これにより、JAL‐DFSは当社の100%子会社となりました。
JAL-DFSは、2026年4月1日付で「株式会社JALUX Travel Retail」への社名変更を予定しています。 なお、永年ご愛顧いただいている店舗屋号の「JAL DUTYFREE」については変更ありません。
今後もJAL-DFSは、新社名の下、細やかなサービスをお客さまにご提供し、お客さまの旅をより楽しく豊かなものにすることを実現してまいります。
JALグループの商社 株式会社JALUXは、「幸せづくりのパートナー~人に社会に環境に、もっと豊かな輝きを~」の企業理念の下、これからも皆さまの暮らしを彩る商品を提案してまいります。
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