【ルイ・ヴィトン】エスパス ルイ・ヴィトン大阪、2月20日よりジェフ・クーンズ「PAINTINGS AND BANALITY」展を開催
配信日時: 2026-02-20 09:04:59
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(C) Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jeremie Souteyrat / Louis Vuitton
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(C) Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jeremie Souteyrat / Louis Vuitton
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(C) Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jeremie Souteyrat / Louis Vuitton
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(C) Jeff Koons / Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris / Photo credits: Jeremie Souteyrat / Louis Vuitton
エスパス ルイ・ヴィトン20周年及びフォンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラム10周年に際し、エスパス ルイ・ヴィトン大阪は、アメリカ人アーティスト、ジェフ・クーンズの個展を開催いたします。
本展は、1980年代の初期を代表するシリーズからそれよりも後期の大規模な絵画作品にいたるまで、その創作の変遷を紹介するものです。 東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンでコレクションの作品を紹介する「Hors-les-murs (壁を越えて)」プログラムの一環として企画された本展は、国際的なプロジェクトを展開し、世界中のより多くの人々に作品を届けるというフォンダシオン ルイ・ヴィトンの使命を体現しています。
1980年代以降、現代アートの世界において唯一無二の地位を築いてきたジェフ・クーンズ。家庭用品、広告に使われる表現、子供向けの図像、そして美術史からの引用を融合させた彼の作品は、芸術的に些末とされてきたものの価値を大きく変え、ハイカルチャーと大衆文化の間に潜む緊張関係を探求し続けてきました。本展「Paintings and Banality」では、社会が「凡庸」とみなすものをあえて取上げ、日常のオブジェやイメージが持つ象徴的な意味や、感情に訴えかける重みを明らかにしてきたクーンズの、40年以上にわたる実践を紐解きます。彼のキャリアを象徴するシリーズから厳選した作品は、鑑賞者に向ける鏡となり、個人的・集合的なアイデンティティを映し出しながら、美や喜びといった普遍的な概念について問いかけることでしょう。
クーンズが頭角を現したのは1980年代半ばのことです。当時、彼は掃除機やカーペットクリーナー、あるいは本展にも出品されている《Three Ball 50/50 Tank》(1985年)のバスケットボールなど、工業製品や大量生産された消費財をガラスやプレキシガラスの ケースに収めて提示しました。彼は、「アメリカン・ドリーム」の象徴でもあるそれらの品々を、正真正銘の芸術作品へと昇華させたのです。その数年後、クーンズはこの手法をさらに発展させ、自ら「ありふれたオブジェ」を制作しはじめます。本展で紹介する《Woman in Tub》や《Wild Boy and Puppy》を含む1988年の「Banality」シリーズにおいて、彼はカートゥーンからの引用、ポップなイメージ、そして自身の記憶を融合させ、芸術、産業、大衆文化の境界を曖昧にする卓越した技巧の彫刻作品を 生み出したのです。
絵画作品において、クーンズはコラージュの概念をさらに推し進めました。《Bracelet》(1995-1998年)などの初期作から、本展に出品される「Hulk Elvis」シリーズの《Landscape (Tree) II》や《Monkey Train (Birds)》(共に2007年)といった近作にいたるまで、クーンズは大規模なスケールのキャンバスの上で異質な視覚要素を重ね合わせています。これらの密度の高い構成は、現代社会がいかにイメージや記号で飽和しているかを物語っています。
誰もが即座にそれと分かるモチーフを引用することで、鑑賞者の関与を促すクーンズの作品。中でも観る者をいっそう強く惹き付けるのが、彼の手法の特徴でもある「反射する表面」です。例えば《Little Girl》(1988年)の鏡に鑑賞者自らの姿が映り込む時、鑑賞者は作品の成立に不可欠な存在となります。鏡、輝く表面、そして巧みなトロンプ・ルイユ(騙し絵)は、知覚、記憶、欲望が 交錯する体験を生み出すのです。
コラージュ、誇張、そして洗練された技巧を通じて、クーンズはモノの価値やイメージの機能、さらには受容と深い思索をもたらす装置としてのアートの力を問いかけています。40年以上にわたるその実践は、「ありふれたもの」を内省と歓びの空間へと変容させ、「陳腐さ(Banality)」を強烈な美的体験の源泉としているのです。
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Jeff Koons, Monkey Train (Birds) (2007). (C)Jeff Koons. Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris
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Jeff Koons, Landscape (Tree) II (2007). (C)Jeff Koons. Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris
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Jeff Koons, Woman in Tab (1988), (C)Jeff Koons. Courtesy of the artist and the Fondation Louis Vuitton, Paris
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Jeff Koons, Wild Boy and Puppy (1988), (C)Jeff Koons. Courtesy of the artist and the Fondation Louis Vuitton, Paris
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Photo credits: Jeremie Souteyrat / Louis Vuitton
アーティストについて
アメリカ人アーティスト、ジェフ・クーンズは、1955年にペンシルベニア州ヨークで生まれました。幼い頃から芸術に情熱を感じ、子供ながらに巨匠の絵画を模写しては自らの署名を入れ、父の経営する店で販売していたといいます。ボルチモアのメリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アート(アメリカ・メリーランド州)で学び、シカゴ美術館附属美術大学(アメリカ・イリノイ州)の交換プログラムにも参加。1976年の大学卒業後はニューヨークへ渡り、現在にいたるまで同地を拠点に制作活動を続けています。一時期、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で一介の職員として働いていた彼は、その奇抜な出で立ちと巧みな話術でメンバーシップ登録の受付に立ち、周囲に忘れがたい印象を残しました。のちの彫刻作品の萌芽とも言える、ビニール製のバルーンと工業用素材を 組み合わせた最初のアッサンブラージュ作品を手掛けたのも、この時期のことです。1979年にはMoMAを退職し、ウォール街で商品先物取引のブローカーに転身。そこで築いた経済的な基盤が、初期の重要作を生み出すための支えとなりました。
クーンズは、ハイカルチャーと大衆文化の双方から参考となるモチーフを引き出しながら、それらの価値の序列を解体・再評価することで、現代の視覚文化を支配する「欲望のメカニズム」を探求しています。1970年代後半以降、彼は掃除機やカーペットクリーナーといった工業製品を透明なプレキシガラスのケースに入れて展示し、レディメイドの精神を蘇らせました。スペクタクルな構図への 関心を物語る初期のシリーズ、「The New」(1980-1987年)や「Equilibrium」(1983-1993年)では、オブジェがまとう象徴的な 意味の重みが、一見して取るに足らないその凡庸性を凌駕しています。こうしたクーンズの芸術的実践における関心の中核を 体現しているのが、「Banality」(1988年)や「Celebration」(1994-2019年)シリーズです。鮮やかな多色使いと、反射する金属の表面を 特徴とするこれらの作品は、レディメイドを賛美すると同時に、鑑賞者に自身の姿を映し出すよう促し、文字通り作品の中に自分 自身を見るよう誘います。さらに、1990年代以降の「Easyfun」(1999-2000年)や「Hulk Elvis」シリーズ(2004年-)に見られる、視覚的な引用で埋め尽くされた複雑かつ巨大なコラージュ絵画を通して、クーンズは美術史の遺産や大衆文化におけるイメージの力 にも対峙しています。また、好奇心を忘れない感性や演劇性へのあくなき探求は、《Puppy》(1992年)や《Split-Rocker》(2000年)といったモニュメンタルなパブリックアートへと結実し、世界的な称賛を集めました。
1980年にニュー・ミュージアム(ニューヨーク)で初の個展を開催して以来、クーンズは世界のアートシーンで確固たる地位を 築いてきました。作品の収蔵先には、ニューヨーク近代美術館、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、テート・モダン (ロンドン)、アムステルダム市立美術館(オランダ)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(アメリカ)、東京都現代美術館など、世界各地の 美術館が名を連ねています。また、これまでに数え切れないほどの個展を行っており、開催場所としてはパラッツォ・ストロッツィ(フィレンツェ、2022年)、アシュモレアン博物館(イギリス、2019年)、グッゲンハイム・ビルバオ(スペイン、2015年)、ホイットニー 美術館(ニューヨーク)、ポンピドゥー・センター(パリ、2014年)、ヴェルサイユ宮殿(フランス、2013年)、バイエラー財団美術館 (バーゼル、2012年)、ノイエ・ナショナルギャラリー(ベルリン、2008年)などが挙げられます。米仏間の関係強化への貢献により、 フランスのレジオンドヌール勲章オフィシエを受章。また2013年には、「アート・イン・エンバシー」プログラムへの参加や、国際的な文化交流への貢献に対し、米国務省より芸術勲章が授与されました。これらの栄誉は、彼の活動の国際的な広がりを如実に物語っています。
フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて
フォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そしてそれらのインスピレーションの源となった重要な20世紀の 作品に特化した芸術機関です。コレクションとフォンダシオンが企画する展覧会を通じ、公益を担いながら幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けたこの壮大な建物は、既に21世紀を代表する建築物と捉えられており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現しています。2014年10月の開館以来、1100万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。
フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、主催企画のみならず、公共機関や民間施設との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開してきました。主な提携先には、モスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館(2016年の 「近代美術のアイコン シチューキン・コレクション」展、2021年の「モロゾフ・コレクション」展)やニューヨーク近代美術館 (「Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド美術研究所(「コートールド・ギャラリーコレクション 印象派への視点」展)、サンフランシスコ近代美術館やボルチモア美術館(「ジョアン・ミッチェル」回顧展)などが挙げられます。また、フォンダシオンは、東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンにて、コレクションの作品を展示する独自の「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムを展開しており、これらの展覧会はどなたでも無料でご覧いただけます。
エスパス ルイ・ヴィトン大阪
〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋2-8-16
ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F
お問合せ先:
T 0120 00 1854
contact_jp@louisvuitton.com
開館時間:12:00-20:00
休館日はルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準じます。
入場無料
会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合がございます。
プレスお問合せ先:
ルイ・ヴィトン ジャパン(株) PRコミュニケーション
T 03 6701 5120
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