面的な土留壁変状監視システムを開発
配信日時: 2026-02-17 11:15:00



安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷 一彦)は、3次元ライダーLiDAR(Light Detection And Ranging)(注1)センサーを利用した「土留壁変状監視システム」を開発しました。
本システムは、複数の3次元LiDARにより土留壁を連続的かつ面的に点群計測し、設定値以上の変状発生時に警報を発報することで、土留壁変状監視に要する手間を削減します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/573688/LL_img_573688_1.png
3次元LiDAR計測イメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/573688/LL_img_573688_2.png
計測された点群
1.開発の背景
従来、土留壁の変状は変位計、切梁反力などのセンサーや巡視で監視していますが、リアルタイムに監視できるセンサーでの検知は点的で、面的に監視できる巡視の頻度は1日に数度程度です。そのため、土留壁の崩壊や大きな変状発生を防ぐためには、センサーの増設や巡視頻度を増やすなどの対応が必要となり、手間がかかっていました。
2.本システムの特長と期待される効果
本システムは以下の特長により、土留壁の変状監視に要する手間が削減され、施工管理の効率化が期待できます。なお、LiDARの変状検出精度を向上するため、法政大学との共同研究成果を応用しています。(注2)
・複数の3次元LiDARの併用により、仮設物による死角をカバーし合い、土留壁全面を非接触で監視できます。
・24時間連続的で監視可能なLiDARを数台管理することで済むため、監視の手間が削減されます。
・変状監視の初期値を点群で設定するため、3次元モデルや座標の事前準備が不要です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/573688/LL_img_573688_3.png
土留壁の変状検出状況(模擬)
3.実現場への導入
当社が施工中の土留壁の内側に既設構造物の杭などがある現場に本システムを導入し、作業員などの動きによる誤検知を防ぎつつ、土留壁全面を24時間監視しています。
4.今後の展開
安藤ハザマは、本システムの機能向上を図るとともに、今後も建設業全体の課題に対し、現場の生産性向上の先にある“新しい働き方”の実現に向けて取り組んでいきます。
(注1)LiDAR
レーザー光を使ったリモートセンシングによって物体検知や対象物までの距離を計測する技術。
(注2)LiDARを用いた土留め壁の変状検出に関する一考察
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsce2024/presentation/VI-781
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プレスリリース提供元:@Press
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