美味しさが緑を育てる 医療複合施設I-Mall発「おいしい循環」始まる
配信日時: 2026-01-19 16:00:00
医療法人医誠会(本部:大阪市北区、代表者:谷 幸治)が運営する医療複合施設i-Mallから、また新しい“緑の循環”が生まれています。施設内のカフェ「ISEIKAI lounge さくらテラス」をキーステーションに、廃棄されがちな資源として地域の緑と食につなげる循環モデルです。
カフェでは毎日、多くの方に香り豊かなコーヒーでくつろぎの時間を提供しています。その一方で必ず生まれるコーヒーかすは、通常は廃棄されるものです。この取り組みでは、そのコーヒーかすを発酵させ良質な堆肥へと生まれ変わらせて活用しています。 完成したコーヒーかすたい肥は、施設を囲む桜並木をはじめ、カフェガーデンのレモンの木、野菜づくりの土に使用します。コーヒーの香りから始まる循環は、植物の健やかな成長を支え、やがて花や実となり、人々の目と食卓を彩ります。
さらに都市養蜂の養蜂場を備えた当施設屋上には、この恩恵を受けて育つ木々や草花にミツバチたちが集い、生態系の循環にも寄与が可能です。私たちが描く緑の回廊プロジェクトには、都市空間で自然と人が共生する小さな森の“おいしい循環”ストーリーが始まっています。
願いは「健康」- 医療複合施設だからこそ生まれる取り組み
医療複合施設は、人が健康に日々向き合う場所です。
その施設が土と植物の健康を育む取り組みを行うことは、環境と生命の双方を大切にしたいという姿勢の表れでもあります。
来院される患者さん、さまざまな目的で施設を訪れる人々、保育園の子どもたち、地域のみなさん、そして職員。誰もが一年を通じて自然を感じ、季節の移ろいを楽しめる空間づくりが私たちの目標です。桜が咲き、レモンが香る、野菜が育ち、花々にミツバチが飛び交う、紅葉に季節の深まりを感じる…。季節折々の風景が医療複合施設の新しい価値を創出します。
ひと手間と発酵でコーヒーかすを「土を育てる堆肥」に
コーヒーかすは、そのままでは肥料にはならず、かえって植物の成長を妨げることがあります。
本プロジェクトでは、植栽・養蜂管理担当者が半年以上をかける二段階発酵プロセスを採用し、安全で安定した土壌改良材へと仕上げた「コーヒーかす堆肥」を使用します。発酵を経たコーヒーかす堆肥は、土の通気性や水はけを改善し、微生物の活動を促進、植物が健やかに根を張れる「生きた土」を育てます。
また、コーヒーかす特有の多孔質構造には臭気の発生を抑える特性があり、周辺環境への配慮につながります。この堆肥は栄養を与える肥料ではなく、土の環境を整える体質改善材として機能し、長期的に持続可能な緑化を支えます。昨年末には、約60㎏のコーヒーかす堆肥を10本の桜に1本当たり5~8㎏程度を施肥しました。
今後は、コーヒーかすの回収・発酵・活用の仕組みをさらに安定させ、緑化のエリアの更なる育成をすすめてまいります。また、都市における環境学習や食育機会の創出、地域との協働イベントなど緑の回廊プロジェクトの価値を地域で広く共有していく予定です。
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乳酸菌やぬかなどをコーヒーかすに混ぜ込む
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発酵がすすみ表明が白く変化し始めます
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土に仕上がったコーヒーかす堆肥を混ぜる
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i-Mallの桜の木々の根元に散布していきます
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完成したコーヒーかす堆肥を木々の根元に
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、生成AI、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。
地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。
また、救急医療では、24時間365日の体制で3次救急を目指して救急医療を提供、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師9名、看護師30名、救急救命士25名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗しお伺いする救急救命士3名体制の医誠会「病院救急」搬送システムで広域医療に取り組んでいます。※ 2025年4月現在
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