【調査レポート】短時間・単発で働くスポットワークの求人倍率は3.50倍、スポットワーク平均時給は1,312円
プレスリリース発表元企業:株式会社ツナググループ・ホールディングス
配信日時: 2025-12-01 10:00:00
スポットワークマーケットデータレポート(2025年9月度版)
株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米田 光宏)を母体とする、多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(拠点:東京都港区、所長:大野 博司)」は、ここ数年で広がりを見せる「短時間・単発で働くスポットワーカーの市場」について定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」を毎月発表しています。
本レポートでは、2025年9月度最新データについて、とりまとめましたのでご報告いたします。
レポート詳細はこちら
【トピックス】
1. スポットワーク求人倍率は3.50倍で、前年同月より0.96ポイント伸長。
2. 新規ワーク数は70,526件。前年同月比は16.1%減と、5か月連続で下回る。
3. スポットワーク平均時給は1,312円。10か月連続で通常アルバイト平均時給を上回る。
■1:スポットワーク求人倍率は3.50倍で、前年同月より0.96ポイント伸長。
2025年9月度のスポットワーク求人倍率は3.50倍となり、前月から0.90ポイント上昇しました。例年、9月以降は年末に向けてスポットワークの需要が伸びる傾向があり、そのトレンドどおり前月を上回る結果となりました。前年同月からは0.96ポイント上昇し、16か月連続で前年同月を上回っています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4558/450/4558-450-da0a64255239786bb9a81e3b804411b6-960x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■2:新規ワーク数は70,526件。前年同月比は16.1%減と、5か月連続で下回る。
2025年9月度の新規ワーク数は70,526件となり、前年同月比で16.1%減となりました。これにより、5か月連続で前年同月を下回る結果となっています。主要3職種のうち、運送・ドライバーが前年同月比で27.9%増となり、唯一前年を上回りました。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4558/450/4558-450-a28fac46ba5762c425d82ea489c47e4a-960x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■3:スポットワーク平均時給は1,312円。10か月連続で通常アルバイト平均時給を上回る。
2025年9月度のスポットワーク平均時給は1,312円で、前月差+6円、前年同月差+136円となりました。通常のアルバイト平均時給は1,272円で(※リクルート発表「アルバイト・パート募集時平均時給調査」)、スポットワーク平均時給との比較では、スポットワークが40円高いという結果になっています。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4558/450/4558-450-b4c2bdff2dfc66ed0a6de2ef91e7ba29-960x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(出典)
単発バイト求人サイト「ショットワークス」2021年9月~2025年9月データ
総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2025年(令和7年)7~9月期平均」
リクルート「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
■スポットワークマーケットデータレポートとは
・スポットワークマーケットの定義スポットワークとは、短時間・単発で働き「継続した雇用関係」のない働き方を指します。その中でも、雇用契約を結ばない“ギグワーク”と、単期雇用契約を結ぶ“単発バイト”の2種類に分類されます。(ギグワークの代表例として、ウーバーイーツ配達員が挙げられます)。こうしたワークスタイルで働く個人、活用する企業の市場がスポットワークマーケットです。
・マーケットの現状
スポットワーカーは、コロナ禍を契機に急増し、今後さらに広がりを見せていくことが予見されます。
個人)働き方改革による残業規制、コロナ禍による休業や勤務時間減少で、追加就労意欲が増大
企業)生産性向上の観点から、ムダやムラのない=必要な時に必要な人数を配置する人件費最適化の高まり
技術)タイムリーかつオンデマンドなマッチを提供するスポットワーク求人事業者の参入
・定点観測する意義
総務省統計局の「労働力調査」では、2018年からILO基準の「未活用労働指標」を導入しました。例えば、その中にある「追加就労希望就業者」は「広義の失業者」とも言われる労働者です。現状の就労に追加してスポットで働くことは、労働者の収入安定、すなわち広義の失業率の改善につながります。一方、マクロ的に捉えると、潜在的な労働力活用は国力の向上に寄与することになります。こうした社会的意義と接続する観点から、本マーケットを定点観測し、市場規模の動向、有益なトピック、内在する課題などを可視化するデータレポートを発信しています。
■ツナグ働き方研究所とは
株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米田光宏)を母体とする、2015年設立の多様な働き方の調査研究機関(所長:大野博司)。研究所では、企業人事や労働法制の分野で活躍する識者らとともに、施行される労働法制の要所と着眼点を解説していくほか、改正に至るまでの経過や背景も記録・分析しながら「あるべき姿」を提言。「働く」を取り巻くあらゆる労働法制の調査・研究機関として「雇用の未来」を拓きます。詳細を見る
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4558/450/4558-450-a369e26887d86205c272df2b579d0dc7-904x352.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社ツナググループ・ホールディングス(東証スタンダード 証券コード:6551)
所在地:東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル7・8階
代表者:代表取締役社長 米田 光宏
事業内容:採用ソリューション事業(採用コンサルティング・アウトソーシング等)、労働者派遣事業、有料職業紹介事業等を行うグループの経営戦略策定及び経営管理並びにそれらに付帯する業務
URL:https://tghd.co.jp/
日本の社会課題である「2030年労働需給GAP解消」を目指す、ソリューションカンパニーであるツナググループは、コンサルティング×RPO(採用業務代行)×データベースを基軸事業として、従業員1,000名を超える大手企業を中心にあらゆるソリューションを提供しております。
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