株式会社ファーマフーズ、東京大学・津本浩平教授との共同研究を開始~AIと先端分子設計技術による革新的抗体創薬基盤の確立を目指して~
配信日時: 2025-11-04 11:30:00
株式会社ファーマフーズ(本社:京都市西京区、代表取締役社長:金 武祚、以下「ファーマフーズ」)は、東京大学大学院工学系研究科 津本浩平教授とともに、2025年10月より「革新的な抗体創薬基盤技術の確立」を目指した共同研究を開始いたしました。
津本教授は、抗体エンジニアリングおよびタンパク質物理化学の分野における世界的な第一人者であり、特に抗体の安定性・親和性・製剤適性といった“developability”を考慮した分子設計において卓越した知見と実績を有しています。これまでに、合成抗体ライブラリーの構築や先進的な抗体解析技術の開発を通じ、抗体創薬研究に多大な貢献を果たされてきました。
今回の共同研究では、津本教授が有する先端技術を活用し、完全ヒト型scFvを基盤とした大規模合成抗体ライブラリーを構築します。さらに、AIを用いた分子設計によって構造安定性・高親和性・生産効率など、抗体作製における主要課題を解決し、迅速かつ高品質な抗体医薬品の創出を目指します。
ファーマフーズは、独自のコア技術「ALAgene®」に加え、本共同研究による新たな創薬基盤を確立することで、次世代抗体医薬の開発を加速させ、医療の発展と人々の健康に貢献してまいります。
※ 東京大学大学院工学系研究科/バイオエンジニアリング専攻/化学生命工学専攻
津本研究室 https://webpark1550.sakura.ne.jp/
※ ALAgeneⓇ technology (アラジン テクノロジー)
ファーマフーズ独自のニワトリ由来抗体作製技術。哺乳動物では作製困難な標的に対する結合力の高い抗体をニワトリから取得し、抗体医薬品として開発するプラットフォーム技術。
画像 : https://newscast.jp/attachments/tiPDov4WtAONPH6ozJhz.png
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