16日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、原油価格の下落や金利安を好感

2026年3月17日 06:43

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記事提供元:フィスコ

*06:43JST 16日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、原油価格の下落や金利安を好感
■NY株式:米国株式市場は反発、原油価格の下落や金利安を好感

米国株式市場は反発。ダウ平均は387.94ドル高の46949.41ドル、ナスダックは268.82ポイント高の22374.18で取引を終了した。

アラブ首長国連合(UAE)の主要港の再開に加え、トランプ政権がホルムズ海峡の燃料輸送を支援するため各国に協力要請したことなどを受け段階的な流通再開期待に原油価格の下落で安心感が広がり、寄り付き後、上昇。金利の低下も手伝ったほか、半導体のエヌビディア(NVDA)のイベントへの期待が相場を支援した。終日堅調に推移し、終盤にかけイランとトランプ政権の直接的接触が報じられ、上げ幅を拡大し、終了。セクター別では半導体・同製造装置、小売が上昇した一方、食・生活必需品小売が下落した。

ソーシャルテクノロジーのメタ・プラットフォームズ(META)は膨れ上がる人工知能(AI)コストを相殺するための大規模従業員削減の可能性が報じられ、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)はGTC(GPU Technology Conference)を開催、ファン最高経営責任者(CEO)がAI半導体売り上げが少なくとも27年までに1兆ドルに達すると楽観的な見通しを示したほか、新製品への期待に買われた。

AIメモリおよびストーレジソリューションを提供するマイクロン・テクノロジー(MU)は台湾でのチップ工場建設を発表したほか、アナリストが目標株価を引き上げ、さらに、今週発表される決算への期待に上昇。肥料メーカーのモザイク(MOS)などはホルムズ海峡の船舶航行の改善で価格高騰により織り込まれていた売り上げ大幅増加期待を受けた買いが後退し、下落した。

ベッセント財務長官はインタビューで今月末に予定されているトランプ大統領と中国の国家主席との会談がイラン戦争により延期される可能性にも言及した。


(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:原油価格下落で米長期金利は低下、ドル反落

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円85銭へ下落後、159円37銭まで反発も伸び悩み、159円11銭で引けた。原油価格が下落しインフレ懸念の緩和で長期金利が低下するに連れドル買いが後退。

ユーロ・ドルは1.1447ドルから1.1525ドルまで上昇し、1.1505ドルで引けた。ユーロ・円は182円47銭から183円18銭まで上昇。リスク回避の円買いが後退した。ポンド・ドルは1.3273ドルから1.3340ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7892フランへ上昇後、0.7865フランへ下落した。

■NY原油:反落、一時93ドルを下回る

16日のNY原油先物4月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-5.21ドル(-5.28%)の93.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは92.97-102.44ドル。ホルムズ海峡再開の目途はなくアジア市場で102.44ドルまで上昇したが、米国市場の序盤にかけて92.97ドルまで値下がり。通常取引終了後の時間外取引では主に94ドルを挟んだ水準で推移。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 47.06ドル +0.34ドル(+0.72%)
モルガン・スタンレー(MS) 155.70ドル +0.83ドル(+0.53%)
ゴールドマン・サックス(GS)794.77ドル +12.56ドル(+1.60%)
インテル(INTC) 45.76ドル -0.01ドル(-0.02%)
アップル(AAPL) 252.82ドル +2.70ドル(+1.07%)
アルファベット(GOOG) 304.42ドル +2.96ドル(+0.98%)
メタ(META) 627.45ドル +13.74ドル(+2.23%)
キャタピラー(CAT) 699.78ドル +5.79ドル(+0.83%)
アルコア(AA) 66.60ドル +3.01ドル(+4.73%)
ウォルマート(WMT) 125.99ドル -0.53ドル(-0.41%)《YY》

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