4日間で選手4,138人が出場!観客来場者数は2万人!「空手WEEK2025」開催レポート

プレスリリース発表元企業:公益財団法人全日本空手道連盟

配信日時: 2025-10-09 10:00:00

今年で3年連続開催となった「空手WEEK2025」はパラアスリートから直接意見を聞くためのカジュアルミーティングやワクチン寄付の活動を通じて空手道の社会的価値向上を目指す大会となりました



公益財団法人全日本空手道連盟は、2025年8月21日(木)から24日(日)の4日間、東京武道館にて「空手WEEK2025」を開催しました。本大会は「磨かれていく、自分。」をスローガンに掲げ、少年少女からパラアスリートまで合計4,138名の選手が集い、来場者は延べ2万人を突破。昨年から規模を大幅に拡大し、空手を通じた社会貢献活動にも挑戦しました。空手道が社会にできることを考えるきっかけとなった空手WEEKの成果を本リリースにてご報告いたします。

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会場入り口に続く階段を上る選手とパーソナルコーチ(選手専属コーチ)
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全少6年生・組手の試合の様子


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車いす空手・組手の様子
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大会を裏側から支えるスタッフ

スポーツの大会に新たな価値を見出す活動を行いました!

デフリンピック日本代表活躍! パラ空手にも注目集まる

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形&組手でダブル優勝の小倉涼選手インタビューの様子
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開始式で選手宣誓をする森健司選手

11月に同会場で開催されるデフリンピック(空手)に出場することが決定している小倉涼選手と森健司選手も活躍しました。両選手ともそれぞれのカテゴリで組手と形のダブル優勝。森選手は開会式の選手宣誓も務めました。
(小倉選手:聴覚障がい・21~39歳 形・組手/森選手:聴覚障がい・16~20歳 形・組手 のカテゴリで試合に出場)

さらに、パラ大会終了後はだれでも無料で参加できるカジュアルミーティングを開催。パラアスリートやその家族、前述の小倉選手や森選手など108名が参加し、1時間以上も活発な意見交換が行われました。参加者からは「パラの専門家や当事者を大会運営チームに加えて欲しい」のような当事者目線での率直な意見があげられました。

加えてパラ大会に先んじて、8月22日に開催されたパラ空手体験会(デフ空手)には27名が参加し耳が聞こえないと日常生活でどんなことに困るのかを講義形式で学んだり、手話を使ったデフ空手を体験したりしました。
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活発に意見が飛び交うカジュアルミーティング
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パラ空手体験会で手話を学ぶ子ども達

ポリオワクチン約1万6千本相当の寄付を行います

本大会では、試合の得点を1ポイント20円に換算し「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下、JCVとする)に寄付する仕組みを初導入しました。大会全体を通してポリオワクチン約1万6千本相当を全日本空手道連盟からJCVに寄付し、JCVの活動を応援します。この活動は試合の勝敗以外でも空手道の価値を見出し、努力の結果を数字で実感する取り組みとなりました。 寄付金額算出方法は以下の通りです。

全少<形>   1245試合×5点×20円=124,500円
全少<組手>  総得点8,810点×20円=176,200円
パラ<形>   55試合×5点×20円=5,500円
パラ<組手>  総得点237点×20円=4,740円

国士舘大学 単位取得につながる「地域武道実習」の受け入れを行いました

国士舘大学武道学科の授業の一つに「地域武道実習」があります。この実習で学生は各地の武道館や武道施設で実務を経験し武道における社会活動に携わります。今回、受入れ先施設の一つとして、全日本空手道連盟は7名の実習生を大会運営スタッフとして受け入れました。学生は大会期間を通して中央競技団体としての組織運営・大会運営の在り方や課題を学び改善策の提案などを行い、この実習は今後の空手界をけん引する若手人材育成の場となりました。
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会場周辺の商店街の方々に挨拶をしながらポスターを貼らせてもらうインターン生1.
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会場周辺の商店街の方々に挨拶をしながらポスターを貼らせてもらうインターン生2.

さまざまなコラボレーションも好評でした

全少×映画『ベスト・キッド:レジェンズ』
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ジャッキー・チェンなど映画のメインキャラクターが並ぶフォトスポットで記念撮影する親子
8月29日(金)から全国の映画館で公開されている『ベスト・キッド:レジェンズ』と全少のスペシャルコラボは、実際の会場でも大きな盛り上がりを見せました。優勝者には「ベスト・キッド賞」と副賞の映画オリジナルグッズを授与、フォトスポットでの記念撮影など、来場者が映画の世界観を体感できる企画を展開し多くの人が楽しむ姿が垣間見えました。



SNS総フォロワー150万人以上の人気キャラクター「ププ」がパラオフィシャルサポーターとして活躍しました
SNSで子ども達に大人気、全国各地でイベントも開催するクマのキャラクター「ププ」がパラオフィシャルサポーターとして表彰式のお手伝いやオリジナルかき氷などのコラボフード販売を行いました。
さらに、地元足立区の空手キッズ約30人と「パプリカ」の音楽に合わせて行うパプリカラテを披露し会場を盛り上げました。
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キッチンカーにてププのコラボメニューを販売
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パプリカラテを踊るププ

フォトギャラリー
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応援に熱がこもる観客たち
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会場の外では、オフィシャルグッズ販売やオリジナルTシャツ・キーホルダー作成、キッチンカー出店などが行われ、東京武道館周辺全体が「空手WEEK」の熱気に包まれました。

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昨年の約2倍の選手が出場した全少
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試合中の真剣なまなざし

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試合後互いをたたえ合う選手たち
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全力を尽くし悔しさをかみしめる選手

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【全日本空手道連盟 会長 笹川 善弘より】2025年6月に全日本空手道連盟の新会長に就任し、就任後初めての全日本大会を経験した笹川氏。「空手WEEK2025は、競技の成果だけでなく、子どもたちの成長や社会への貢献を感じられるたしかな場となりました。引き続き、多くの方々に愛され、社会とつながる大会を目指してまいります。また、大会ポスターや応援Tシャツを通じて大会を盛り上げてくださった地域の皆様にも心より感謝申し上げます」と語っています。



【今後の展望】
空手WEEKは、競技の勝敗だけでなく、イベントを通じて地域や社会に貢献することを大切にして3年間発展を続けてきました。2025年大会では過去最大規模となり、より多くの人にスポーツイベントの新しい社会的価値を提示する機会となりました。
空手を通じて一人ひとりが自分を磨き、仲間と繋がり、社会とつながる――その輪を日本から世界へ広げることを、私たちはこれからも目指してまいります。

【開催概要】

日程:2025年8月21日(木)~24日(日)
会場:東京武道館(東京都足立区)
主催:公益財団法人全日本空手道連盟
スローガン:Grow up+ 磨かれていく、自分。
大会構成:エアトリ杯第25回全日本少年少女空手道選手権大会、第21回全日本パラ空手道競技大会
来場者・参加者実績:
選手数:延べ4,138名(昨年比 約1.68倍)
来場者数:延べ約20,000名(昨年比 約1.66倍)

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