『横浜美術館コレクション展』戦後80年の節目に戦争と美術をテーマに開催中ギャラリートーク開催日も
配信日時: 2025-07-22 10:00:00

ロバート・キャパ、奈良原一高、セザンヌなど、コレクション作品約115点を展示2025年、日本は終戦80年を迎えます。横浜美術館では、2025年6月28日(土)ー11月3日(月・祝)の会期中に終戦記念日を迎えることから、戦争と美術をテーマに構成します。コレクション作品約115点を展示し、戦争や社会と向き合いながら作品を生み出したアーティスト、写真家たちの足跡をたどります。◇戦後80年特集展示「平和であることへの、控えめななにごとかを」◇奈良原一高「Blue Yokohama」◇ハイライト「サルバドール・ダリ、ポール・セザンヌ、奈良美智」
ロバート・キャパ、奈良原一高、セザンヌなど、コレクション作品約115点を展示
2025年、日本は終戦80年を迎えます。
横浜美術館では、2025年6月28日(土)ー11月3日(月・祝)の会期中に終戦記念日を迎えることから、戦争と美術をテーマに構成します。
コレクション作品約115点を展示し、戦争や社会と向き合いながら作品を生み出したアーティスト、写真家たちの足跡をたどります。
◇戦後80年特集展示「平和であることへの、控えめななにごとかを」
◇奈良原一高「Blue Yokohama」
◇ハイライト「サルバドール・ダリ、ポール・セザンヌ、奈良美智」
戦後80年特集展示「平和であることへの、控えめななにごとかを」
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NTc3NiMzNTk0MzYjNzU3NzZfWGJmbHFNVUhGeC5qcGc.jpg ]
展示タイトル「平和であることへの、控えめななにごとかを」という言葉は、休館中に新しく作品を収蔵したアーティスト、戸村浩(1938–2025)によるものです。
日中戦争の時代に中国で生まれた戸村は、家族の誰も失うことなく戦争を生き抜いた半生を振り返り、アーティストとして自身がやるべきことをこの言葉であらわしました。
この展示では、争いの時代を生きるアーティストたちが、いかに戦争や社会と向き合い、不平等や暴力に抗う表現を生み出してきたのかを辿ります。
出品作家
ロバート・キャパ、ハンス(ジャン)・アルプ、マックス・エルンスト、クルト・ シュヴィッタース、ジョージ・グロッス、マン・レイ、メレット・オッペンハイム、アンドレ・マッソン、ジョン・アームストロング、ルイ・マルクーシ、 ジョアン・ミロ、パブロ・ピカソ、ウラジーミル・タトリン、アレクサンドル・ ロトチェンコ、オットー・ディックス、ジョルジュ・ブラック、福沢一郎、斎藤義重、北脇昇、岡田謙三、宮崎進、浜田知明、鶴岡政男、原田正路、イサム・ノグチ、沢田教一、河口龍夫、戸村浩、風間サチコ
奈良原一高「Blue Yokohama」
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NTc3NiMzNTk0MzYjNzU3NzZfeXNKR2t1UklKVC5qcGc.jpg ]
休館中に新たに収蔵した作品の中から、写真家の奈良原一高が1959年に横浜を撮影した〈Blue Yokohama〉全43点を初展示します。
〈Blue Yokohama〉は、初個展「人間の土地」(1956年)、それに続く「王国」(1958年)を経て始められた、奈良原の初期シリーズです。在日米軍の住宅地で遊ぶ子どもたち、当時の中華街に暮らす人々、真夜中の港に停泊する外国船など、多様な文化が混ざり合う横浜の姿が、観るものを未知の世界へと誘う、奈良原の詩情あふれるまなざしで写し出されています。
また会期中には、本シリーズが掲載された写真集『Tokyo, the`50s/Blue Yokohama』(復刊ドットコム、2025年7月下旬)が刊行予定です。
出展作家
奈良原一高
ハイライト「サルバドール・ダリ、ポール・セザンヌ、奈良美智」
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NTc3NiMzNTk0MzYjNzU3NzZfd3BJam9rb2FmcC5qcGc.jpg ]
当館所蔵の「名品」を紹介するハイライトのコーナーをこのたびはじめて設けます。
今回は、当館を代表するダリ、セザンヌ、奈良美智の作品を展示します。
また、このコーナーでは、3人の作品に見られる共通点を解説するとともに、親子で楽しむための「子ども解説」もご用意して、皆様をお迎えいたします。
出展作家
サルバドール・ダリ、ポール・セザンヌ、奈良美智、フィリップ・ハルスマン、 ルネ・マグリット
*順不同
同時開催企画も
コレクション展の1室では、リニューアル後初のプログラムとして、新進アーティストとコレクションのコラボレーションによる小企画「アーティストとひらく 戸田沙也加展 沈黙と花」を同時開催します。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NTc3NiMzNTk0MzYjNzU3NzZfZUpqaE1LbkVFay5qcGc.jpg ]
関連イベント<ギャラリートーク>
さまざまな切り口で、学芸員やエデュケーターが作品の見どころや楽しみ方を紹介します。
<日時>
①7月18日(金)14:00~14:30
②8月 2日(土) 11:00~12:00(英語通訳付き)
③8月22日(金)14:00~14:30
④8月30日(土)11:00~11:45(手話通訳付き)
<会場> 横浜美術館 3Fコレクション展 展示室
<参加費> 無料(申込不要、当日有効の観覧券が必要)
【コレクション展】
戦後80年特集展示「平和であることへの、控えめななにごとかを」
奈良原一高「Blue Yokohama」
ハイライト「サルバドール・ダリ、ポール・セザンヌ、奈良美智」
料金:一般500(400)円/大学生300(240)円/中学・高校生100(80)円/小学生以下無料
( )内は有料20名以上の団体料金(要事前予約、美術館券売所でのみ販売)
*毎週土曜日は、高校生以下無料
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
*「佐藤雅彦展」ご観覧当日に限り、「佐藤雅彦展」の観覧券で「コレクション展」、「アーティストとひらく」もご覧いただけます。
*じゆうエリア(ギャラリー9、グランドギャラリー、3F回廊)でのコレクション展は観覧無料
イベントURL:
https://yokohama.art.museum/exhibition/202506_collection/
問い合わせ先:
045-221-0300(10:00~18:00 木曜休館)
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プレスリリース情報提供元:valuepress
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