DeSCと共同開発した「拡大推計機能」が特許取得 台帳情報突合した保険者データで全国値を算出

プレスリリース発表元企業:メディカル・データ・ビジョン株式会社

配信日時: 2025-04-11 11:00:00





 国内最大規模の診療データベース(DB)を持つメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は業務提携している株式会社ディー・エヌ・エーのグループでヘルスケア事業を展開するDeSCヘルスケア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川翔、以下DeSC)と共同開発した「拡大推計機能」がこのほど、国内で特許(特許番号:第7653474号)を取得しましたのでお知らせします。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1987/107716/550_333_2025040819552267f5009a5a3b7.png
全身性エリテマトーデス患者の拡大推計の画面(年齢を横軸)


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1987/107716/700_329_2025040819552567f5009dee25a.png
全身性エリテマトーデス患者の拡大推計の画面(期間を横軸)


 拡大推計機能は患者数や処方日数、処方量などを容易に分析できるWeb分析ツール「MDV analyzer」に搭載されています。DeSCが提供する健保組合、国民健康保険、後期高齢者医療制度の保険者データを、台帳情報と突合した上で各保険者データ種別毎に有病率を計算し算出、MDVの病院ネットワークで集積した国内最大規模の診療データ(病院データ)のほかに全人口、各保険者・自治体の全加入者数を活用して全国値を算出します。

 また、保険者データは出揃うまでに一定の時間が必要なため、利用者さまが全国値を必要とするタイミングと、算出できるまでにタイムラグが生じます。そのタイムラグを解消するために通常、2ヵ月前までの診療情報などが反映されるMDVの病院データで補完して、利用者さまによりスピーディに最新の全国値をご提供できます。

 MDVは医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データの集積を続け、診療DBは病院データ5,153万人(実患者数、2025年3月末)に達し、健保・国保・後期高齢を含む保険者データはDeNAとの業務提携などで2,487万人(同)※となっています。
 ※「拡大推計機能」では、保険者データのうちのDeSC分のみを使って推計値を算出します。

【拡大推計機能の主な活用場面】
・0〜100歳の高精度な性年齢別の市場把握
・当局からの照会事項に対しても全国値として活用可能
・新薬開発による市場予測にも活用可能





本件に関するお問合わせ先
メディカル・データ・ビジョン株式会社 広報室 君塚・赤羽・汲田
TEL:03-5283-6911(代表)e-mail:pr@mdv.co.jp

関連リンク
最新のデータ活用事例などが分かるMDVの情報サイト「MDV EBM insight」
https://www.mdv.co.jp/ebm/

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