一般社団法人C2X、早稲田大学大学院 小野田研究室と共同で開発した「XRL+評価手法」を用いた事業化支援サービスの提供を開始
配信日時: 2025-03-18 14:00:00
事業の成熟度評価を行うXRL+評価手法を用い技術の社会実装を加速
この度、脱炭素社会の実現に向けたオープンイノベーションプラットフォームであるC2X(Carbon to X)は、早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科小野田研究室と共同で、事業の成熟度評価を行うツールとしてXRL+評価手法を開発いたしました。この手法を活用し、事業の社会実装を実現するための「事業化支援サービス」の提供を開始いたします。
【事業化支援サービス開発の背景】
C2Xではこれまでの活動を通じて、脱炭素社会の実現に向けた事業開発とその社会実装を目指し、インキュベーションに取り組んでまいりました。しかし、脱炭素関連技術には多岐にわたる種類があり、それぞれの技術が直面する課題や障壁は異なります。技術成熟度や人材育成といった内的要因に加え、市場動向、規制や制度、社会受容性といった外的要因も複雑に絡み合い、これらが原因で事業の進捗が停滞するケースも数多く見られました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-899faca3d5cc212db43a07d20e6f8fc6-1000x469.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
こうした課題に対応するため、C2Xと小野田研究室は、内閣府のXRL成熟度レベル※評価を参考に、独自の視点を付加した手法を開発しました。この手法では、技術開発やビジネスモデル設計を軸に、規制・制度、社会受容性、人材育成も含めた社会実装プロセスを細分化して評価します。さらに、この評価結果に基づき、ビジネス・政策・技術領域に精通した専門家による事業診断とC2Xによるインキュベーションを通じて、事業化に向けた伴走支援を行う一体型サービスとして提供します。
社会実装を阻むボトルネックがどの領域に存在するのかを特定し、その解決策を早期に見出すことで、開発・実証段階から「死の谷」を超え社会実装に至るための支援を展開してまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-bebc105f8ff1cbb34d458479e0563ccd-996x467.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【サービス概要】
■サービスの流れ
本サービスでは下記プロセスを通じて事業化支援を行います。
(1) 五軸×詳細プロセス分解可能な評価ツール(XRL+)による社会実装までの現況・ギャップ把握
(2)ビジネス・政策・技術領域に精通した有識者による事業診断
(3)C2Xリソースを活用したインキュベーション支援
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-7449963579ea60d85c693d3775abab2f-1753x857.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(1)五軸×詳細プロセス分解可能な評価ツール(XRL+)による社会実装までの現況・ギャップ把握
成熟度評価を行う事業を対象として、診断ツールを用いた自己診断を行うことが可能です。こちらは今回開発したXRL+指標に基づく診断ツールとなっており、下記のような課題を抱えるユーザー企業様のご活用を想定しております。
・ 自社技術の社会実装に課題を抱えている企業様
XRL+診断ツール:X Readiness Level Plus(XRL+)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-8da95b52247096a523614962cbbc58f5-1317x768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(2)ビジネス・政策・技術領域に精通した有識者による事業診断
ご入力いただいた診断結果をもとに、ビジネス・政策・技術領域に精通した有識者と約20分程度の面談を行います。面談では主に、対象となる事業を社会実装するにあたってのボトルネックなどをご提示いたします。その他、関連する補助金や連携先などへのご紹介を行うことも可能です。
面談を行うのは、自らでも大学発ベンチャーを起業し、環境省や経済産業省などの政策動向にも詳しいC2Xアドバイザーの早稲田大学小野田研究室の小野田弘士教授をはじめとして、多様な技術領域を専門とするビジネス経験の豊富な有識者を想定しております。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-a8dfac8ff42bddcb95f7ae3ccf978438-1046x553.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(3)C2Xリソースを活用したインキュベーション支援
事業診断の結果を基に、対象事業の社会実装に向けたインキュベーション支援を行います。XRL+評価を活用し、死の谷を超えるためのボトルネック解消に向けてシステム思考、デザイン思考を取り入れた具体的な解決策や実現可能なアクションプランを提案します。
そのほか、開発資金の調達に向けた補助金獲得の支援やロビー活動および、C2Xに参画する23社(2025年3月現在)の会員企業や連携する自治体とのマッチングも可能であり、それらの企業や自治体と連携した実証プロジェクトの提案も行います。さらに、CVCの活用やピッチイベントを通じた支援も計画しています。加えて、C2XではLCA算定の支援も提供しており、持続可能な事業構築に向けた包括的な支援を行っています。
C2Xホームページ:https://c2x.jp/
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-7728674053f289736506da6e8aadf1f2-1381x959.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【提供料金】
PoC 期間(サービスローンチから6 か月間)は無償にて提供いたします。ぜひこの機会にご応募ください。
【参考資料】
XRLとは、内閣府の第3期(2023年-2027年)戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で初めて取り入れられた、イノベーションの社会実装に向け重要な5つの成熟度レベルの総称です。具体的には、1.技術成熟度レベル(TRL:Technology Readiness Level)、2.事業成熟度レベル(BRL:Business Readiness Level)、3.ガバナンス成熟度レベル(GRL:Governance Readiness Level)、4.社会成熟度レベル(SRL:Social Readiness Level)、5.人材成熟度レベル(HRL:Human Resource Readiness Level)の5つを指します。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80956/18/80956-18-f44c2892ae77c72c6392ec021a6be05a-1030x549.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:次期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の検討状況について
【本プロジェクトに関する問合せ先】
・一般社団法人C2X (事務局 スマートシティ企画株式会社 唐澤)
Tel:03-6869-5050 E-mail:c2x_jimukyoku@smartcity-planning.co.jp
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