【ダイキン】「花粉レス空間」や「パーソナライズされた機能的空間」などの実証実験を開始

発明を生み、開発を加速させるための街「Toyota Woven City」で空気の新たな価値の創出に挑戦

ダイキン工業株式会社は、心身ともにより快適で健康的に過ごせる空間づくりを実現する新たな空調システムの開発に向けた実証実験を、トヨタ自動車株式会社が静岡県裾野市で建設を進める「Toyota Woven City（トヨタ・ウーブン・シティ）」において2025年秋以降から開始します。

近年、充実した暮らしにつながる心身の健康への関心が高まっています。中でも、多くの人々が悩まされている花粉症やストレスによる疲労、睡眠の質の低下は、健やかな暮らしを阻害するだけでなく、労働効率の低下や医療費の増加による経済損失を生み出すなどの社会課題となっています。こうした背景の中、「空気で答えを出す会社」を掲げて空気の新たな価値の創造に取り組む当社は、空気中の花粉濃度を極限まで抑えた「花粉レス空間」や、空気環境と視聴覚情報のコントロールを通じてストレスの緩和や睡眠の質の向上につなげる「パーソナライズされた機能的空間」の実現に向け様々な取り組みを進めてきました。

「Toyota Woven City」は、実際に人々が住み、働く、実証実験の街です。発明を生み、開発を加速させるための街の形をしたテストコースとも言える環境で、導入した機器や空間が、日常生活でどのように活用されているのかを確認しながら実証実験に取り組むことができます。当社は、「Toyota Woven City」で継続的に得られる様々なデータや住民からのフィードバックを活用した実証実験を通じて、これまで取り組んできた「花粉レス空間」や「パーソナライズされた機能的空間」の実現に挑戦し、さらなる空気価値の創造をめざします。

「Toyota Woven City」で取り組む実証実験

当社は「Toyota Woven City」において、次のシステムの実現に向けた実証実験に取り組みます。
・花粉レス空間を生み出す空調・換気システム
・多感覚連携で空間体験の新たな価値を創出する空調、映像、音響等の連動システム

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