人間関係が改善されれば辞めた職場に戻りたいと思える人が44.3%、「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」の利用経験者は3.5%
配信日時: 2024-12-25 14:00:00
【2024年11月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2024年11月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【何が変われば退職した職場に戻りたいと思うか】
「人間関係」44.3%、「賃金」30.0%、「労働時間」21.8%
【「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」の認知度】
「知っており、実際に利用したことがある」3.5%、「知っているが、利用したことはない」30.5%、
「知らない」66.0%
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」52.6%、「生活との両立を図りたいから」32.1%、
「気楽に働きたいから」27.3%
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」69.2%、「社会保険に加入できるからが41.5%、「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」38.5%
調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2663/1500/2663-1500-ef3dbe7ac8860c44cbdbf6f5df08fb21-1327x767.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【何が変われば退職した職場に戻りたいと思うか】
「人間関係」44.3%、「賃金」30.0%、「労働時間」21.8%
求人に応募した人に、過去働いていた職場に「戻って働きたい」と思うには何が変わっているとよいかをきいた(複数回答)。全体では、「人間関係」が44.3%、次いで「賃金」が30.0%、「労働時間」が21.8%となった。「人間関係」は離職の理由でもたびたび上位になる項目である。企業側は、これら退職に至った理由を改善・解決していくことで、アルムナイ採用を促進できるかもしれない。一方で「戻りたいとは思わない」は18.3%となり、約2割は退職した企業の条件が変わっても制度を利用することはなさそうだ。
希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「非正規希望の計」よりも「職場の設備」が12.5pt、「企業風土」が11.6pt、「業務量」が9.7pt高かった。設備を見直すことにより、業務負担が軽くなる見込みもあるので、企業は今働く人のためにも一考してもよさそうだ。
年代別にみると、「40代」「50代」の半数が「人間関係」を選択した。上司や部下との調整が求められやすい年代でもあるため、負担が大きくなってしまうこともありそうだ。「60代以上」では「知識や経験が活かせる仕事内容」が25.9%となり、他の年代と差がついた。定年再雇用に該当する人も多いので、現役世代だけでなくシニア層においてもアルムナイ採用のニーズがありそうだ。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2663/1500/2663-1500-c5860fbab2ee7d63b9ef8cd7532bdd23-1412x591.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」の認知度】
「知っており、実際に利用したことがある」3.5%、「知っているが、利用したことはない」30.5%、
「知らない」66.0%
求人に応募した人に、「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」といった、一度退職した従業員を再度採用する制度に関して知っているかをきいた。全体では、「知っており、実際に利用したことがある」は3.5%、「知っているが、利用したことはない」は30.5%、「知らない」は66.0%となった。近年は耳にする機会も増えたが、全体での認知は高くなく、利用したことがある人も少ないようだ。
希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「知っており、実際に利用したことがある」が9.2%、「知っているが、利用したことはない」が38.5%となり、「非正規希望の計(パート・アルバイト、契約社員・嘱託社員、派遣社員希望の計)」と比べて利用率も認知も高かった。
年代別にみると、知っている割合は大きな差はなかったが、「30代以下」では年齢が若いこともあってか「知っており、実際に利用したことがある」は該当者がいなかった。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2663/1500/2663-1500-73f5f2cab560b94a8bdfac75189975ad-831x862.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」52.6%、「生活との両立を図りたいから」32.1%、
「気楽に働きたいから」27.3%
求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で52.6%、次いで「生活との両立を図りたいから」が32.1%、「気楽に働きたいから」が27.3%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「気楽に働きたいから」が8.3pt高くなった。自分の自由な時間を確保したい人や、緊張や責任を強いられない環境での就業を望む人の割合が、女性よりも高いようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が23.3pt、「生活との両立を図りたいから」が16.5pt高くなった。ほかの活動との両立のために仕事を調整したい人や、収入に目安を設けて仕事をしたい人が男性よりも多いと考えられる。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2663/1500/2663-1500-2c996e7b858d1a99d6ed5dc084c2e549-1412x625.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」69.2%、「社会保険に加入できるからが41.5%、「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」38.5%
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」が69.2%、次いで「社会保険に加入できるから」が41.5%、「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」が38.5%となっている。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「社会保険に加入できるから」が11.6pt、「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」が6.4pt、「興味のある仕事が正社員での募集だったから」が5.1pt高くなった。正社員での就職で、保障や信用が獲得できると考える人が女性より高い割合となった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「将来にわたって安定して働きたいから」が32.1pt、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が12.9pt、「自身のキャリアを維持・向上したいから」が6.4pt高くなった。とくに安定に重きを置いている割合が高く、女性正社員希望者の9割弱は継続した雇用を意識して正社員を希望しているようだ。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2663/1500/2663-1500-f8a5d826ca4fba8c4eb387c324baa332-1412x590.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査・分析担当者のコメント
11月のアンケートでは、「アルムナイ制度」に関する内容をきいています。「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」などと呼ばれる制度を知っているかきいたところ、「知っており、実際に利用したことがある」は3.5%、「知っているが利用したことはない」は30.5%でした。これまでに勤めて、自らの意思で辞めた企業に「戻って働きたい」と思うには何が変わっているとよいかきいたところ、「人間関係」が44.3%で最多、次いで「賃金」が30.0%となりました。企業側は、これら退職に至った理由を改善・解決していくことで、アルムナイ採用を促進できるかもしれません。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2024年11月1日~11月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2024年11月2日~12月5日
有効回答:400名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「株式会社アイデム」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 日本最高峰のダンスコンテスト『ALL JAPAN HIPHOP DANCE CHAMPIONSHIP 2025』3月16日(日) 板橋区立文化会館で開催決定!12/26 14:30
- 「スプリング フィエスタ」の開催 2月8日(土)~4月6日(日) 12/26 14:00
- 時間管理SNS『+hour(タワー)』1周年&累計記録1万時間記念、ガチャ最大1万円分のクリスタル(1,185クリスタル)が貰える記念キャンペーン開催12/26 14:00
- 「養老鉄道×シナモロールみんなをつなぐトレイン」12/26 14:00
- バレンタイン ショコラ コレクション202512/26 14:00
- 最新のプレスリリースをもっと見る