【北海道白糠町】まちの魅力を体験!「大人も子どもも楽しめる社会科見学」開催レポート

プレスリリース発表元企業:北海道白糠町

配信日時: 2024-12-20 11:00:00

ふるさと納税寄付者を対象にモニターツアーを実施!



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 北海道白糠町(しらぬかちょう)は、まちの魅力を知ってもらおうと、ふるさと納税の寄付者を対象としたモニターツアー「大人も子どもも楽しめる社会科見学@白糠町」を2024年11月2日から3日にかけて、1泊2日の行程で開催しました。40件の応募から選ばれた4組15名の家族に農業や酪農体験を通じて、町の産業に触れていただきました。このツアーの様子をご報告します。
▶白糠町note:  https://note.com/_shiranukacho/

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寄付者と白糠町をつなぐ「体験型ツアー」の新たな挑戦
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白糠町では、2023年のふるさと納税の寄付件数が100万件を突破し、寄付額では全国4位となる167億7,842万円を記録しました。豊かな海と森を有する白糠町は、漁業、農業、酪農が盛んで、特産品を活かした返礼品が人気です。また、日頃から寄付者のみなさまより「白糠町に行ってみたい」とのコメントを多数いただいており、そうしたお声を受けて「体験型返礼品」の開発に取り組む必要性を感じておりました。今回のモニターツアーは、その可能性を探る試みとして実施され、寄付者との新しい関わり方を模索する第一歩となりました。
白糠町を堪能!1泊2日のプログラム
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参加者は「チーズ工房 白糠酪恵舎」でのチーズ作り見学から始まり、「もりもりふぁーむ」での自然農法に基づく農業体験、「田中農園」での大豆収穫など、多彩なアクティビティを体験しました。昼食には、白糠町特産の白糠牛や国産羊肉を使ったバーベキューとチーズフォンデュを堪能。町長も駆けつけ、参加者との交流を楽しむひとときとなりました。夕食では新鮮な海産物を使った絶品料理を堪能し、逍遥公園の幻想的なイルミネーションが旅の1日目を締めくくりました。

2日目は「いくらの醤油漬け体験」で幕を開け、「伊深ファーム」での酪農体験では牛とのふれあいを通じて、白糠町の農業の魅力に触れる時間を過ごしました。昼食には自分たちで漬けた「いくら」や地元産の秋鮭を使ったムニエルなどを堪能し、午後にはアイヌ伝統儀式「ししゃも祭」や自然公園の散策を楽しむなど、自然と文化が調和したプログラムが展開されました。

チーズ工房 白糠酪恵舎|チーズ作りと絶品ソフトクリーム
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イタリア仕込みのユーモアを交えながら、チーズ作りのこだわりを語る井ノ口和良さん

工房の見学では、手作りチーズの製造工程を学び、最後にはホエイを使った特製ソフトクリームを味わいました。濃厚でクリーミーな味わいに、参加者たちから笑顔がこぼれました。
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参加者の方々に自慢のチーズを振る舞っていただきました

「チーズ作りの工程や牛乳の成分について、化学的な視点で詳しく説明していただき、とても勉強になりました。私はこういった分野に興味があるので、もっとお話を伺えたら嬉しかったなと思います。説明も食べ物も大満足で、特にチーズとソフトクリームがとても美味しく、楽しい時間を過ごせました。またぜひ食べたいです!」(30代・女性)

「井ノ口さんのチーズ作りへのこだわりや思いを聞けて勉強になりました。
チーズソフトクリームは絶品でした!」(30代・女性)

白糠酪恵舎
もりもりふぁーむ|トラクターの試乗体験
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もりもりふぁーむ代表・成澤寛和さんと

黒大豆、黒千石大豆、くらかけ大豆の3種類の大豆を中心に、小豆やインゲンなど多くの豆を栽培している「もりもりふぁーむ」ではトラクターの試乗体験を行いました。同農場では、無農薬・無肥料・無堆肥の「自然農法」に取り組んでおり、そのこだわりについても語っていただきました。大豆のほかに栽培している、ジャガイモ「さやあかね」はふるさと納税でも人気の返礼品で、東京の一流レストランでも使用されているそう。
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トラクターの試乗体験に、子どもたちは大はしゃぎ

「トラクターに乗る経験自体が貴重なのに、運転までさせていただけて本当に嬉しかったです。トラクターがとても高価なものだと聞いて驚きました。また、IT農業を導入するには多くの手順を踏む必要があると知り、授業で学んでいる内容が簡単に実現できるものではないことを初めて実感しました。」(10代・女性)
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白糠牛、羊肉など白糠食材でバーベキュー!
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1日目の昼食は、国内流通量が1%未満という希少な国産羊肉や白糠牛など地元食材を使った贅沢なバーベキューとチーズフォンデュを堪能。町長との交流も参加者の心に残る一幕でした。

田中農園|大豆の収穫体験
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田中農園では大豆の収穫体験を行いました。前回の白糠町公式noteで取材したときには青々した畑が広がっていましたが、大豆の葉っぱや茎から水分が抜け、収穫時期を迎えていました。
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「誠実な人柄が伝わってくる方でした。娘は「見てみて、これが大豆って言うんだよ。納豆とか豆腐になるんだよ!」と教わったことを嬉しそうに教えてくれました。」(30代・女性)

「実際の収穫の工程を知って体験することができたのが良かったです。また、大豆の枯れ具合を触ってみたり、生の大豆を食べてみることができたのも初めてで印象的でした。」(20代・女性)

白糠アイヌミュージアム「ポコロ」|アイヌ文化を学ぶ
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白糠アイヌミュージアム「ポコロ」では、地域に根付くアイヌ文化の魅力に触れる機会も。アイヌの暮らしを表現した精巧なジオラマや、隅々までリアルに再現したチセ、伝統的な工芸品と美しい衣装などが展示のほか、プロジェクションマッピングを使い、アイヌの集落「コタン」での暮らしなどを学ぶことができます。このような施設が無料で入場できるということもあり、参加者のみなさんは驚いていました。

秋鮭の解体といくら醤油漬け体験
2日目のスタートは、広洋水産の工藤さんを講師に招き、秋鮭の解体といくらの醤油漬け体験を行いました。なんと、今では当たり前の「いくらの醤油漬け」を日本で初めて製造したのは広洋水産なのです。いくらには「塩いくら」と「醤油いくら」があり、数十年前は「塩いくら」が主流だったそうですが、塩いくらを食べるときに塩を抜いてから醤油に漬けて食べられる方もたくさんいたので、最初から醤油に漬けてしまっても良いのでは?という発想から「いくらの醤油漬け」生まれました。
広洋水産「シラリカいくら」 
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「お腹を捌くと、ゴロリと出てくるいくらがすごかったです。切り身ではない大きな鮭を久しぶりに見ました。」(50代・女性)

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筋子を一粒ずつ手でほぐす体験に夢中になり、楽しそうな笑顔を見せてくれました

取り出されたばかりの新鮮な筋子を絹の糸でできた網でこすりながら落とす体験も。筋子は一粒一粒に栄養を送る血管や膜が付いていますが、生のまま網に押しつけると、卵がポロポロ外れ、膜や血管だけが網の上に残ります。筋子をほぐした後、それぞれの家族が好みの味付けに挑戦しました。
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衛生面を考慮し、味付けは予め用意したいくらで行いました。それぞれの家族が好みの調味料を使い、オリジナルいくら作りを楽しんでいました。

東京都のYさん家族は「いくら」の返礼品きっかけで白糠町を知り、本ツアーに応募をしていただいたそう。鮭を捌くシーンから見られるのは貴重な体験だったと感想をいただきました。

「ここでしかできない体験をさせていただきました。まさに大人も子供も楽しめたし勉強になりました。広洋水産の工藤さんのいくら作りにこだわりを持っていらして、ふるさと納税でいただいたいくらが美味しかった理由がわかりました。」(30代・女性)

「初めて鮭のオス・メスの見分け方を知り、捌く様子を見ました。どのようにいくらが入っていて、分離させるかなどを、体験を通じて知ることができました。また、いくらの醤油漬け体験では、いくらの選び方を学べたり、調味料ごとに食べ比べで味の違いを実感できたのがとても良かったです。」(20代・女性)
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2日目の昼食は、自分たちで漬けた「いくら」や「秋鮭のムニエル」などを食しました

伊深ファーム|ミルクや餌やりなどの酪農体験
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本牛舎の視察の様子

約400頭の牛を飼育している「伊深ファーム」では牛たちとのふれあいを楽しむ酪農体験が行われました。参加者たちは子牛へのミルクや餌やりを通じて、牛たちの生命力と愛らしさを間近で感じることができました。特に、勢いよくミルクを飲む子牛たちの姿には思わず歓声が上がり、子どもたちは楽しそうに作業を続けていました。
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酪農体験後には牛乳の試飲も

「こんなにも近くで牛に触れあう機会は初めてでした。毎日飲んでいる牛乳の有難みを感じました。また、生産者さんが想いを込めて育てていらっしゃることを深く感じ、食の大切さ、生き物への感謝の気持ちが高まりました。」(50代・男性)

寄付者と白糠町をつなぐ「体験」の力
本ツアーは、白糠町の地域資源を活かした「体験型返礼品」を検討するための第一歩として実施されました。白糠町ならではの特別な体験や自然とのふれあいを通じて、町の日々の暮らしや地域の魅力を感じていただけたのではないかと思います。参加者のみなさまからは暖かなコメントをいただいています。

「白糠町は学校では習わないので、正直聞いたこともなかったです。また、今回の旅行で初めて北海道に行ったこともあり、北海道の魅力が詰まった町だなと思いました。そして、生産者の方への援助も素晴らしいと思いました。将来、子どもができたらこの町に住みたいなと思いました。」(10代・女性)

「ツアーに参加させていただき、大変感謝しております。今後もこのようなツアーが企画されるのであればまた参加したいと思いますし、知人にも紹介したいと思っています。」(50代・女性)

「モニターツアーに参加させていただき、ありがとうございました。大人も子どもも体験や学びのある有意義なツアーでした。直接、事業者と触れ合うことで、楽しさや大変さなど、白糠町での暮らしをより身近に感じることができました。また遊びに行きたいと思っておりますし、引き続きふるさと納税は継続して支援していきます。」(30代・女性)

ふるさと納税を通じて応援してくださる寄付者のみなさまに、もっと白糠町を身近に感じていただけるよう、いただいたご意見をもとに新たな体験型プログラムの企画にも取り組んでまいります。地域の自然や文化の魅力を伝えながら、寄付者と白糠町がつながる新しい形を一緒に育んでいければと考えています。

今回の取り組みが白糠町への興味や愛着を持っていただけるきっかけとなり、いつかまた再び町を訪れていただける日が来ることを心より願っています。


■北海道白糠町のご紹介
北海道白糠町は北海道の東部に位置する人口約7,100人のまちです。
豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れ、茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、「極寒ぶり(R)」として新たな名産品の一つになっています。

白糠町ホームページ: https://www.town.shiranuka.lg.jp/
白糠町公式note: https://note.com/_shiranukacho/
Instagram : https://www.instagram.com/shiranukacho_hokkaido/

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