ReDesigner for Student 新卒デザイナー就活の実態調査を実施、レポートを公開

プレスリリース発表元企業:グッドパッチ

配信日時: 2024-12-19 17:45:52

~大学種別による就活ピーク期の差、内定受諾の決め手などが明らかに~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8880/140/8880-140-836d2b34ec5245dae10a1bb9b6b4d77e-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


顧客体験を起点に企業変革を前進させるデザインカンパニーの株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋尚史、証券コード:7351、以下「グッドパッチ」)が運営する、デザイナーを目指す学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student(リデザイナー フォー スチューデント)」は、2025年卒の学生を対象に「デザイナー就活」の実態を調査し、レポートを公開しました。

■要約
・ReDesigner for Studentが同サービスに登録する25卒の学生を対象に就活状況の実態調査を行った
・大学種別(総合大/美大・芸大)による活動・内定時期の差や、エントリー・内定受諾において学生が重視している傾向などが明らかになった
・新卒採用市場が過熱する中、デザイナーの新卒採用においてノウハウを有している企業は少なく情報もあまり出回っていないことから、多くの企業が手探り状態で行っている
・ReDesigner for Studentは企業に対してデザイナー就活・採用のヒントを提供することで、各社の採用計画に生かされること、それによりデザイナー志望の学生に門戸が開かれ、さまざまな企業でデザインの力が発揮されることを目指している

■調査の背景
昨今、労働人口減少や少子化の進行など、さまざまな要因で新卒採用市場が過熱しています。新卒採用のルールとして「広報活動開始は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動開始は卒業・修了年度の6月1日以降」と定められている一方、関係省庁連絡会議は「2024年度卒業・修了予定者の就職・採用活動については、ルールよりも早期化が進んでいる」と指摘※1。また、一定の条件を満たしたインターンシップを通じて高い専門知識や能力を有すると判断された学生においては、3月から行われる広報活動の周知期間を短縮して、6月より以前のタイミングから採用選考プロセスに移行できるとされていることから、12月時点で各社2026卒の学生に向けて説明会やインターンシップの企画や準備を行うなど、動きが活発になっています。

グッドパッチが展開している新卒デザイナー特化型就活支援サービス「ReDesigner for Student」は、2019年に正式リリースして以降、累計35,000名以上の学生を支援し、170社以上の企業とのマッチングを行ってきました。多くの企業から「新卒でもデザイン人材を採用したいが、ハードルが高い」「新卒採用でデザイナーを採用するノウハウがない」「デザイナーの新卒採用に関する情報が少ない」といった声が挙がっており、デザイナーの新卒採用において、情報の少なさゆえに手探り状態で行っていたり、諦めざるを得ない状況に直面したりしていることが分かりました。

そこでReDesigner for Studentは、新卒採用を実施・検討している企業に対してデザイナー就活・採用のヒントを提供することで、各社の採用計画に生かされること、それによりデザイナー志望の学生に門戸が開かれ、さまざまな企業でデザインの力が発揮されることを目指し、就活を終えた25卒の学生に対して調査を実施※2。このたび「25卒デザイナー就活の実態」をレポートにまとめ、公開しました。


※1:就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議「2026 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」(2024年12月5日)https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/shushoku_katsudou/pdf/r061205_siryou.pdf
※2:ReDesigner for Studentの登録学生

■調査結果サマリー
【デザイナー就活の特徴(年間の動き)】

- 多くの学生が学部3年生/修士1年生の4~7月に夏インターンへのエントリー・選考で企業との接点を持ち始める
- 主に美大・芸大での課題の繁忙期にあたる学部3年生/修士1年生の12月~1月は動きが活発ではなく、本選考エントリーのピークは3月以降となる

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8880/140/8880-140-eec090c98988b4f58fb671a3f945a905-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【企業と接点を持つ時期】
- 入社予定の企業とは夏インターン選考と本選考開始時期に初期接点を持つ学生が多い
- 総合大学の学生の方が美大・芸大の学生より早めに動き出しており、総合大の学生は学部3年生/修士1年生の12月からエントリーを開始する傾向がある

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8880/140/8880-140-567ee18091b20e634fa774e74ab3ee4d-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8880/140/8880-140-e46bb27c1ab89cde29edbac77a7b663f-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【エントリー/内定受諾の理由】
- 本選考のエントリー理由は「仕事内容が魅力的」がトップとなっている一方、内定受諾の理由は「一緒に働く人が魅力的」がトップに
- エントリー・内定受諾いずれも、研修や育成制度、働く場所・時間を理由として選択する学生は少ない

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8880/140/8880-140-03b37dfbfbe32de72852a9626f7f949b-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8880/140/8880-140-7a3e74d934167b31d5c4e654b57cde9d-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査結果を受けて 
ReDesigner for Studentはサービス開始から5年が経過し、かねてより流布されていた「非・美大生のデザイナー就活参入」「就職活動の早期化」「大学種別・業界種別に基づく就活ピーク期のズレ」などがデータでも見えるようになってきました。

就活の早期化、そして長期化の影響を嘆かれる方々もいらっしゃるかと想像します。ですが、新卒の早期退職が課題となって久しい中で、「カルチャーマッチ」や「同僚・先輩の魅力」でキャリアを決める学生が多いことも鑑みると、人が所属先を決めるにあたって適切なタイムラインはどうあるべきかを再考させられます。

もちろんこれは長ければ良いというわけではなく、「適切な方策は何か」という問いとともにセットで考えるべきです。企業側はVMVややりがいを一方的に提示するだけではなく、入社して以降の働き方を具体的にイメージしてもらうための丁寧な対話が、採用目標達成~オンボーディング成功までの重要な要素となるでしょう。

このように、就活市場は学生だけではなく、学校・企業側にもアップデート・再考の余地が残されています。このレポートがその手引きになることを願ってやみません。

ReDesigner for Student キャリアデザイナー 田口 和磨


【デザイナー就活の実態を解説する動画を公開】
本調査レポートにあわせ、YouTubeチャンネル「グッドパッチの『よはく』」にてReDesigner for Student キャリアデザイナーの田口が、デザイナー就活の実態を解説する動画を公開しました。

「デザイナー就活って実際どう?面談数 年間300名。元美大職員のキャリアデザイナーが語る、学生・企業・学校の本音と建前」
URL:https://youtu.be/w0JtSLfKi8o

■調査結果レポート
レポート全文は以下のURLよりご覧いただけます。
https://bit.ly/3VcFDlN

引用の際は出典としてタイトル「ReDesigner for Student『25卒デザイナー就活調査レポート 本選考から内定まで 新卒デザイナーのリアル 』」 およびURLを記載願います。

【レポート記載内容】
- アンケート調査概要
調査期間/方法/調査対象/有効回答数/回答者属性(学校種別)/結果サマリー
- デザイナー就活の動き方
年間スケジュール/学生の動き
- 25卒学生の就職状況
入社予定企業の業界/配属予定の職種(業務内容)
- 本選考について
入社予定の企業と初期接点を持った時期/入社予定の企業と初期接点を持った時期(学校種別)/入社予定の企業と初期接点を持った時期(業種別)/入社予定の企業に本エントリーした時期/入社予定の企業に本エントリーした時期(学校種別)/入社予定の企業に本エントリーした時期(業界別)/本選考のエントリー理由
- 入社決定について
内定承諾の理由/入社予定の企業に内定した時期/入社予定の企業に内定した時期(学校種別)/入社予定の企業に内定した時期(業種別)

■調査方法
【調査期間】2024年7月17日~2024年7月29日
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】ReDesigner for Student 登録学生(25卒)
【有効回答数】121名
◼️ReDesigner for Studentについて
ReDesigner for Studentは、グッドパッチが運営する新卒デザイナー特化型就活支援サービスです。「世の中にデザイナーを増やす」をミッションに掲げ、デザイナー・クリエイターを目指す全ての学生とデザインの力を信じる企業とをマッチングするプラットフォームを展開しています。
登録者数は累計35,000名を超え、総合大学から美術大学、専門学校まで幅広く利用されています。採用担当者がポートフォリオを見てスカウトできるだけでなく学生同士も作品を閲覧、フィードバックできる仕組みを通じて学びの機会を提供しています。

ReDesigner for Student https://student.redesigner.jp/
ReDesigner for Student 公式 X(旧Twitter)@ReDesigner_St
■株式会社グッドパッチについて
グッドパッチは、顧客体験を起点に企業変革を前進させるデザインカンパニーです。
デザインパートナー事業では、グッドパッチならびにフルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」により、新規事業の立ち上げ、既存事業のリニューアル、企業のデザイン戦略立案、デザイン組織構築支援などを行い、大企業からスタートアップまで企業が持つビジネス課題をデザインで解決しています。
デザインプラットフォーム事業では、デザイン人材のキャリア支援サービス「ReDesigner」、デザイナーを目指す学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student」、オンラインホワイトボード「Strap」を提供し、デザインによる価値創造に取り組んでいます。

PR TIMESプレスリリース詳細へ