ICE、日本の電力先物取引の開始によりグローバルエネルギー関連取引の提供を拡大

プレスリリース発表元企業:Intercontinental Exchange

配信日時: 2024-12-09 21:00:00

ICE、日本の電力先物取引の開始によりグローバルエネルギー関連取引の提供を拡大

ICE、日本の電力先物取引の開始によりグローバルエネルギー関連取引の提供を拡大

(東京 &ロンドン&ニューヨーク&アムステルダム)- (ビジネスワイヤ) -- テクノロジーとデータを提供する世界的有力企業のインターコンチネンタル取引所(NYSE:ICE)は、グローバルエネルギー関連取引として日本の電力先物を新たに追加したと発表しました。

ICEは、東京・関西エリアのベースロードおよびピークロードをそれぞれ対象とした4つの日本の電力先物取引を開始しました。これにより、市場参加者は、これらのエリアを対象とした日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場の取引価格のエクスポージャーを管理できるようになります。

「ICEは、天然ガス、石炭、石油、クリーンエネルギー、そしてカーボン関連の商品とともに、日本の電力先物を単一のプラットフォームで提供することで、エネルギー市場で活動するうえでお客さまに重要な優位性をもたらしています」と、ICEのユーティリティー市場担当マネージング・ディレクターのゴードン・ベネットは述べています。「電力をはじめとする二次燃料は、天然ガス、石炭、石油などの一次エネルギー源を変換することでつくられ、電力の価格は、ICEで取引されるこれらの競合する投入燃料が相互に影響しあうことで算出されます。天然ガスと石炭は日本の発電量の大部分を占めており、ICEにおけるこれらの先物取引を通じて、お客様は価格の改善による利益を得ています。」

ICEにおける日本の電力先物取引は、暦年および会計年度ごとの商品に加え、月間、四半期、季節ごとの商品で提供されます。さらに、お客様は東京・関西間におけるスプレッド取引を行うことで、これらの地域間のポジションや価格差、および地域的な価格リスクに対するエクスポージャーを管理することができます。

ICEのグローバルエネルギー市場は、エネルギーデリバティブ取引において世界で最も流動性の高い市場です。日本の電力先物は、北東アジアにおける天然ガスのベンチマーク価格であるJKM LNG(Platts)、グローバルベンチマークのTTF、米国のベンチマークであるヘンリーハブ、globalCOALのニューキャッスル石炭、ICEブレント原油先物をはじめとする800以上の原油および精油製品の複合商品といった、ICEが提供するグローバルエネルギー商品に加わります。ICEのエネルギー市場全体の建玉残高は、前年比で20%増加しています。

詳しくは、sales-utilitymarkets@ice.comまでメールでお問い合わせ下さい。

インターコンチネンタル取引所について

インターコンチネンタル取引所(NYSE: ICE)は、デジタル・ネットワークを設計、構築、運営して人々に取引機会を提供しているフォーチュン500企業です。当社は、主要な資産クラスにわたって、金融テクノロジーとデータサービスを提供し、お客さまは、透明性と効率性を高める基幹業務用ワークフロー・ツールを利用できます。また、ICEが運営する先物、株式、オプションに関する取引所ニューヨーク証券取引所を含む)や清算機関は、人々の投資、資金調達、リスク管理を支援しています。当社は、エネルギー・環境製品の取引および清算のために、世界最大級の市場を提供しています。当社の債券、データサービスと執行能力は、情報、分析、プラットフォームを提供し、お客さまがプロセスを合理化し、機会を活用できるよう支援します。ICEモーゲージ・テクノロジーでは、初期の消費者エンゲージメントからローンの組成、クロージング、登録、そしてサービシングにおける長期的な関係に至るまで、米国の住宅金融を変革しています。これによりICEは、業界の変革、合理化、自動化に取り組み、お客さまに取引機会を提供しています。

ICEと関連会社の商標には、Intercontinental Exchange、ICE、ICEのブロックのデザイン、NYSE、New York Stock Exchangeがあります。インターコンチネンタル取引所と関連会社のその他の商標と知的財産権に関する情報については、 こちら をご覧ください。EUパッケージ型リテール投資商品及び保険ベース投資商品規則の対象となる特定の商品の重要情報文書は、当該取引所のウェブサイトの「主要情報文書(KIDS)」のセクションで閲覧できます。

1995年民事証券訴訟改革法に基づくセーフハーバー声明-本プレスリリースにおけるICEの事業に関する記述で歴史的事実でないものは、リスクと不確実性を含む「将来見通しに関する記述」です。実際の結果が将来見通しに関する記述に含まれるものと異なる原因となる可能性のあるその他のリスクと不確実性の説明については、ICEの証券取引委員会(SEC)への提出書類を参照してください。これには、2024年2月8日にSECに提出された2023年12月31日終了年度に関する10-KフォームによるICEの年次報告書に記載されたリスク要因が含まれますが、これに限定されません。

カテゴリー:取引所

ICE-CORP

配信元:インターコンチネンタル取引所

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ICE Media:
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jess.tatham@ice.com
+44 7377 947136

ICE Investor:
Katia Gonzalez
katia.gonzalez@ice.com
(678) 981-3882

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