インテルサット、マルチ軌道衛星サービスを促進する端末戦略を発表

プレスリリース発表元企業:Intelsat

配信日時: 2024-09-16 20:00:00

インテルサット、マルチ軌道衛星サービスを促進する端末戦略を発表

インテルサットがパリを拠点とするグリーナーウェーブに出資し、次世代モビリティ端末の開発に着手

(バージニア州マクリーン)- (ビジネスワイヤ) -- 世界最大級の衛星・地上統合ネットワークの運営企業であり、機内接続(IFC)の大手プロバイダーでもあるインテルサットは、高度な機能と経済性の向上を実現する新たな衛星端末戦略により、2025年上半期までに世界で初めて、関連するすべての事業部門にマルチ軌道ソリューションを提供する事業者となります。

「インテルサットは、革新的な端末プロバイダーへの新たな投資など、新技術に対し戦略的な賭けを行なっています」と、インテルサットの最高経営責任者(CEO)であるDavid Wajsgrasは述べています。「マルチ軌道ソリューションは幅広い信頼を獲得しており、今後ますます多くのお客様からの期待が寄せられるようになります。そして、当社にとってそれは将来の成功の鍵となるものです。性能、レジリエンス、商業的な柔軟性に関して、インテルサットのサービスに匹敵するシングル軌道ソリューションはありません。」

インテルサットは、無類の静止衛星ネットワークと、低軌道プロバイダーとのパートナーシップを有しています。今回新たに強固な端末戦略を開始したことにより、インテルサットは現在、商用航空、政府、モビリティ向けなど、関連するすべてのサプライチェーンにマルチ軌道マネージド・サービス・ソリューションを提供することができるようになりました。

「インテルサットは、約2年前に軍と民間航空会社向けに運用可能なマルチ軌道端末を提供するプロセスを開始しました」と、Wajsgrasは述べています。「今日、当社のマルチ軌道戦略はお客様の共感を呼び、当社のアプローチを実証してくれています。」

インテルサットのマルチ軌道端末戦略には、最先端の端末プロバイダー数社とのマイノリティ出資も含まれています。インテルサットはこのほど、パリを拠点とするグリーナーウェーブに投資し、革新的な電子走査アンテナを開発する技術契約を締結しました。このアンテナは、ネットワークおよびデータアプリケーション向けの高スループット・マルチ軌道端末にも導入する予定です。

複数のネットワークと軌道の迅速な切り替えを実現するグリーナーウェーブの電子走査アレー(ESA)端末をインテルサットのカスタム機能に搭載することで、比類のない信頼性と性能を実現し、世界中のブロードバンド、モビリティ、メディア、政府機関のお客様に差別化された接続体験を提供します。

「端末プロバイダーとともに戦略的投資を実施することで、これらの技術をより早く市場に投入すべく連携し、同時に顧客体験を変革させることが可能となります」と、Wajsgrasは述べています。

インテルサットのマネージド・サービスの一部として今後提供されるこの新しいスケーラブルな端末は、衛星ネットワークの管理に悩まされることなく、高スループットで信頼性の高いコネクティビティを実現します。この新しい端末は、柔軟なビームフォーミング、リアルタイムの再構成、低消費電力などの特長を兼ね備えています。単一のアンテナパネルにレシーバーとトランスミッターをインターリーブした小型化を実現していることが、重要なイノベーションとなります。アンテナは要件に応じて半二重または全二重端末として操作することができ、パネルサイズを最大50%削減することが可能です。

インテルサットについて

インテルサットのグローバルな専門家チームは、当社の次世代の世界的ネットワークとマネージド・サービスを通じて、政府、NGO、法人のお客様にシームレスで安全な衛星ベースの通信を提供することに注力しています。インテルサットは、世界最大・最先端の衛星群と接続インフラを運用することで情報格差を解消し、コミュニケーション・協力・共存のために人々とそのツールが海を越えて会話し、各大陸に目を向け、空を通じて耳を傾けることを可能にします。当社は60年前の創業以来、顧客と地球へのいくつものサービスにおいて衛星業界の「先駆け」的存在となっています。イノベーションの伝統を拠り所に新世代の課題への取り組みに力を注ぎながら、 インテルサット のチーム・メンバーは現在、宇宙における「次の先駆け」となることを目指しており、この分野に創造的破壊をもたらし、業界のデジタル・トランスフォーメーションを主導していきます。

グリーナーウェーブについて

グリーナーウェーブは、CNRSとESPCI-PSL(パリ市立工業物理化学高等専門大学)に属するランジュバン研究所からスピンオフした研究者のGeoffroy LeroseyとMathias Finkによって2015年に設立された産業用ディープテックです。電磁波の制御および配向を専門とするグリーナーウェーブは、フランスで、機器のエネルギー効率を劇的に改善し、より経済的で環境に優しく、半導体への依存度を下げる画期的な技術を設計・開発しています。この破壊的技術は、自動車産業から衛星通信、モノのインターネット(IoT)にいたるまで、さまざまな分野で応用されています。

詳しくは、www.greenerwave.comをご覧ください。

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