地元レストランのシェフや生産者が松本市の小学校で「味覚の授業」®を開催。「SDGsと食育」をテーマに、味わうことの大切さを未来を担う子どもたちに伝える。
配信日時: 2024-09-21 13:00:00
扉ホールディングス株式会社(長野県松本市 代表取締役社長:齊藤忠政)は、毎年10月に日本全国およびフランスで開催される、次世代を担う子どもたちへ味わう楽しみと食文化を伝える食育活動「味覚の一週間」®に本年も参加いたします。グループ企業、シックスセンス株式会社が運営するヒカリヤニシ・ヒカリヤヒガシ(長野県松本市)からはグループ統括総料理長の田邉真宏、グループ和食統括料理長の髙橋有希を中心とした料理人が、子どもたちに味の基本や五感を使って食べる大切さを教える講師として、松本市内の小学校6校20学級の584名(参加予定)の4年生から6年生までの児童を対象に10月2日(水)より「味覚の授業」®をおこないます。
■「味覚の一週間」®について
https://legout.jp/
1990年にフランスで始まった、子どもたちに味覚の気づきをしてもらう食育運動です。日本においては2011年より毎年実施され、2024年度で14 回目を迎えます。会期中は、日本各地で子どもたちへの5味を中心とした食育活動「味覚の授業」®のほか、学生や一般に向けた関連イベント「味覚のアトリエ」など、五感を使って味わうことの大切さや食の楽しみを体感できる、さまざまな取り組みを行います。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTg1MSMzNDM2NDgjMzQzNjQ4X2FkMjMzMGQ4ZjRkYzIxNzZhNjU3ZTI4ZWNhYWNmMjhmLnBuZw.png ]
<2023年度 「味覚の授業」® 活動実績> https://legout.jp/report/より引用
・実施校数 全国23都府県 224校
・実施クラス 509クラス
・受講児童数 12,636名
・参加講師数 212名
■ 2024年 松本市の「味覚の一週間」®について
未来を担う子どもたちに「味覚の授業」®を続けることは、健康、食料自給率、食品ロスなど、現代社会のさまざまな「食」の問題解決につながると期待されています。当社においても「食育」は、SDGsに対する重要な取り組みの1つでもあります。授業ではテーマの「食の安全」 に因んだ話に加え、五感を活用しながら、味の基本となる4要素「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」に「うまみ」を加えた5味について学び、味わうことの楽しみに触れる体験型学習をいたします。講師は以下のような内容を、実際の味見なども交えて児童に伝えます。
▼学びのポイント
1. 食べものの味には5つの味があり、各食品や料理の味はこの組み合わせであること
2. 五感を働かせながら味わうことの楽しさ、大切さ
3. 食べ物を残さずに食べることの大切さ
4. 作った人たちへの感謝
5. 食文化を伝えることの大切さ
6. 地球環境のことを考えて食を選ぶことの大切さ
▼松本市での実施予定
参加予定校 : 6校 20クラス
参加予定児童数 : 584名
(※2024年9月15日時点 ※スケジュール、参加人数、担当講師は変更される場合があります。)
取材希望の報道関係者様は、10月2日(水)10時30分より松本市立波田小学校にて、合同取材日を予定しております。学校側との取材調整が必要となりますので、取材申込のいただけるかたは事前に下記広報担当者までご連絡をお願いいたします。ご要望に添えない場合もございます。予めご了承ください。
日時:2024年10月2日(水)10時35分から11時20分 ※当日は参観日
当日の講師(予定):田邉真宏・小笠原彩子(ヒカリヤニシ)、崎元伸郎(グローカルフーズ ネーブル)、今井香織(萬年屋)
地域の子供たち・農業を次世代へ繋ぐ、地域に貢献するサステナブルな取組
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTg1MSMzNDM2NDgjNzk4NTFfQ2NrYnF6eWVJcC5wbmc.png ]
田邉シェフは、2008年より小規模生産者との仲介役を設立し、伝統野菜を生産する地元農家の販路拡大に協力してきました。取り組みは、ヒカリヤの庭をはじめグループ店舗の敷地を直売所として週1回無料で開放することから始まり、農産物生産者組合「金の鈴まごころ会」との協力のもと、生産者と幅広い種類の野菜の販売を可能にしました。この仲介役によって、生産者は出荷先を増やし、販売計画を立てやすくなり、付加価値の高い品種の栽培にも積極的になりました。またヒカリヤニシの料理を通じて地域の食材や食文化を発信することで、生産者のプライドが高まり、生産活動を活発化することにも貢献しました。さらに、松本市内と池田町に直売所が増設されたことで、さらに生産者の販路が広がりました。この取り組みは地域の第一次産業に貢献し、多くの飲食店関係者や地元住民 からも高い評価を受けています。
長野県は美しい自然に囲まれた地域で、周辺地域では豊富な農産物が生産されています。田邉シェフは長年にわたって地域の食材を活用し、多くの地域の生産者と連携を保ちながら料理を提供しており、地域に貢献するサステナブルかつ独創的な料理で、小規模な生産者とともに密接につながり地域の農業を次世代へ繋いでいます。
また、田邉シェフは地域の食育活動として学校に赴き未来の大人たちにフランス料理を通し、これからの人生の道しるべとなる講義を行うなど、次世代育成、食育などに力を注いでいます。
レストラン ヒカリヤ
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国宝・松本城のお膝元に建つ、1886年建造の名門商家・旧「光屋(ひかるや)」の蔵屋敷をリノベーションしたレストランです。建物は国の登録有形文化財にも登録されており、歴史を体現する外観と空間が、訪れる人を魅了しています。ひとつの敷地内に、母屋をそのまま生かした日本料理の「ヒガシ」、漆喰の蔵をリノベーションして造られたフレンチの「ニシ」、日本の伝統と西洋の文化の両方を併せ持つ2つのレストランが中庭を中心に別棟の蔵屋敷で存在する、他には類をみないレストランです。
▼ 「ヒカリヤニシ」公式サイト:https://www.hikari-ya.com/
▽統括総料理長 ヒカリヤニシ 田邉 真宏
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1975年栃木県出身。「エコール・キュリネール国立」を卒業後、宇都宮「オーベルジュ」で音羽和紀氏に師事。渡欧し数々の星付きの名店で研鑚を積み帰国。那須「二期倶楽部」の料理長を経て、現在は扉グループの統括総料理長を務め、地元信州の豊かな食材と自家農園での有機栽培の恵みを活かし、サステナブルな食材へのこだわりを持つ地元農家や生 産者との密接なつながりを大切にしています。また次世代育成、食育にも力を注ぎ、マクロビオティックアドバイザー免許も取得。マクロビオティックを取り入れた地元の気候風 土にあった独創的な調理法で、素材自身が気が付かなかったような味わいを引き出し、訪れる人々に感動的な美食体験を提供しています。また統括総料理長を務める「扉温泉 明神館」「ヒカリヤニシ」では、厳選な審査をクリアして世界的な会員組織「ルレ・エ・シャトー」への加盟が認められ、2017年に最年少で信州の名工に認定、2021年にはフランス料理アカデミー会員に選ばれたほか、2022年よりJR東日本「TRAIN SUITE 四季島」のランチ提供やJALファーストクラスの機内食の監修など、その料理は国内外で広く認められています。
第14回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」においてブロンズ賞受賞。
ゴ・エ・ミヨ2024にて3トック獲得。
▽和食統括料理長 ヒカリヤヒガシ 髙橋 有希
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1979年、長野県出身。織田調理師専門学校卒業後、「なだ万」に入社。東京都青梅市・かいせき「井中居」で副料理長、伊豆長岡温泉「古奈別荘」の料理長を経て、現在は扉グループの和食統括料理長を務めています。信州の豊かな食材や、野山の草木などを使い、熱いものはより熱く、冷たいものは冷たく、あまり手をかけ過ぎず、素材の持ち味を活かすよう心がけています。 野菜ソムリエの免許も取得し、旬の素材、四季折々の厳選した食材を吟味し、工夫を凝らした料理を提供しています。
■ 扉ホールディングス株式会社について
本社:〒390-0815 長野県松本市深志1-2-18 コスモビル3階
代表者:代表取締役 齊藤 忠政
設立:2020年3月(グループ創業:1931年6月)
電話番号:0263-88-3266
URL:https://www.tobira-group.com/
事業内容:
扉ホールディングス株式会社:親会社、宿泊業、ブライダル事業
株式会社 明神館:宿泊業、EC事業、就労継続支援B型事業
Six Sense株式会社:レストラン事業
▼ 扉温泉 明神館 | https://www.tobira-group.com/myojinkan/
▼ 松本丸の内ホテル | https://www.matsumoto-marunouchi.com/
▼ Satoyama villa DEN | http://tobira-group.com/satoyamavilladen/
▼ Satoyama villa 本陣 | https://shigahonjin.jp/
▼ ヒカリヤ | http://www.hikari-ya.com/
▼ BISTRO HIKARIYA | http://www.hikari-ya.com/bistro/
▼ 扉セレクト(ECサイト) | https://tobiraselect.net/
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