老化をストップ！抗老化NMNの機能性表示食品が日本で初めてトリプル訴求で消費者庁受理。NMNに中高年の歩行能力改善、筋力維持、美肌効果があることを臨床試験で確認

機能性表示食品制度の教育と届出支援を行っている一般社団法人 機能性表示食品検定協会株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役会長：持田 騎一郎、以下 キノケン）は、「抗老化」機能のあるNMN（β-ニコチンアミドモノヌクレオチド）を関与成分とするサプリメント「機能性表示食品ＮＭＮ」が、2024年8月16日に消費者庁に受理されたことを報告します。キノケンの届出支援としては、老化細胞除去（セノリティクス）機能のあるケルセチンを原料とする「延寿花 ケルセフィット」に次ぐ、抗老化機能性表示食品の第二弾商品となります。本品の発売は、本年12月頃を予定していますが、NMNを機能性表示食品にしたい同業他社の届出支援もいたします。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MTE5OSMzNDI1MTkjNjExOTlfWEhpY2NCc1FQYy5qcGc.jpg ]
本品は、薬事医療コンサルの株式会社RCTジャパンが作成したSR（システマティックレビュー）をエビデンスとして届出したもので、
（１）     中高年男女の歩行能力（6分間の歩行距離、10mの歩行速度）を維持する機能
（２）     65歳以上男性の握力機能と椅子からの立ち上がり機能を維持する機能
（３）     肌が乾燥しがちな成人男女の肌の潤いおよび肌弾力を維持する機能
の３つの機能性をうたうことに日本で初めて*成功しました。

* 消費者庁「機能性表示食品の届出情報データベース」検索による
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42308060010106

NMNは、体内に入るとNAD＋（ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド）という補酵素に変化し、細胞内のミトコンドリアを活性化させ、エネルギー源となるATP（アデノシン三リン酸）の産生を助けることが分かっています。ミトコンドリアが活性化することで、さまざまな生活習慣病の予防改善が期待され、世界中の研究者が注目する抗老化成分です。

また、NMNは、長寿遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を活性化させることも分かりました。
生後5カ月のマウスに1年間NMNを摂取させたところ、17カ月齢（ヒトの60代に相当）になっても代謝機能が維持されて肥満にならず、高い活動性も見られたことが報告されています。NMN摂取マウスは、脂肪や筋肉、肝臓の機能、インスリン感受性も高く、老化にともない低下しやすい網膜の機能や骨密度が維持され、免疫細胞が維持されるなど、その他の抗老化作用も報告されています。

別の研究では、生後24カ月の老齢マウス（人間の60～70歳程度）NMNを投与したところ、細胞内のNAD＋レベルが向上し、認知機能の向上が示されました。これは、NMNによって、脳血流量が増加し、神経血管機能が改善され、脳の老化を抑制したと考えられています。

国内では、インフルエンサーのホリエモンやヒカルが、NMNを商品化しPRをしているため、認知度はとても高い成分ですが、エビデンスとなるヒト臨床試験がほとんどなく、効能効果をはっきりとうたえる機能性表示食品にするにはハードルがありました。

そこで、本品に含まれるNMNの原料メーカーである三菱商事ライフサイエンス株式会社が臨床試験を実施。その結果、NMNを継続的に摂取すると高齢男性の運動機能や筋力の改善が期待できることが分かりました。


試験デザイン：二重盲検ランダム化比較試験
対象：国内の65歳以上の健康な男性
摂取量：1日250mgのNMNを12週間経口摂取
結果：プラセボ摂取群と比較して、血液中のNAD＋量に2倍以上の増加。
NMN摂取群では10mの歩行速度、30秒間の椅子からの立ち上がり回数、握力数値が有意に改善。

また、肌機能に関して研究した別の臨床試験では、NMNを継続的に摂取すると、中高年男女の肌の水分量と粘弾性が改善されることが報告されていました。

試験デザイン：二重盲検ランダム化比較試験
対象：国内の30～60歳の健康な男女（肌の乾燥やたるみを自覚する）
摂取量：1日125mgのNMNを8週間経口摂取
結果：プラセボ摂取群と比較して、肌の機能（皮膚水分量の推移、皮膚粘弾性の推移）で
有意に改善。

以上のことから、キノケンでは、高齢者のフレイル（虚弱による老衰化）やフレイルから起きる認知症が問題となっている現代において、NMNの継続摂取は、高齢者の美容と健康の増進に寄与すると考え、機能性表示食品化を目指しました。

機能性表示食品の届出審査は非常に厳しく、届出作業開始から受理までに1年半かかりました。苦労した点は、三菱商事ライフサイエンス社が行った臨床試験は、男性のみの臨床試験だったため、歩行能力維持において、女性への効果を担保するためには、NMNの1日の摂取量を300mg（インドで実施された中高年男女の臨床試験）に設定する必要がありました。そのため、高含有NMNの安全性担保の確認に時間を要しました。
また、2025年から機能性表示食品の届出で必須となるPRISMA声明2020に対応するため、SRも途中で作り直したため、時間を要しました。

今後キノケンでは、抗老化機能性表示食品の成分として、老化細胞除去のケルセチンと健康細胞活性のＮＭＮを提案していくだけでなく、今回の届出ノウハウを他社へも提供していき、高齢者の美容と健康の維持に役立つ機能性表示食品の普及につとめたいと考えています。


■製品概要
食品の区分：　機能性表示食品、サプリメント（カプセル）
届出番号：　J332
商品名：　機能性表示食品ＮＭＮ（エヌエムエヌ）
届出者名：　機能性表示食品検定協会株式会社
ウェブサイト：　https://db.plusaid.jp/foods/J332

機能性関与成分名：NMN （β-ニコチンアミドモノヌクレオチド）
1日当たりの摂取目安量：カプセル10粒で、NMN 300mg

届出表示：
本品にはNMN（β-ニコチンアミドモノヌクレオチド）が含まれます。NMN（β-ニコチンアミドモノヌクレオチド）には、中高年男女の歩行能力（6分間の歩行距離、10mの歩行速度）を維持する機能、65歳以上男性の握力機能と椅子からの立ち上がり機能を維持することが報告されています。また、肌が乾燥しがちな成人男女の肌の潤いおよび肌弾力を維持し、肌の健康を助ける機能が報告されています。

想定する主な対象者：
運動機能：健常な中高年男女
握力機能と椅子からの立ち上がり機能：65歳以上の男性
肌の潤い・肌弾力：肌が乾燥しがちな健常な成人男女


■企業概要
一般社団法人 機能性表示食品検定協会
所在地： 〒150-0031　東京都渋谷区桜丘町23番17号 シティコート桜丘408
代表　： 代表取締役会長　持田 騎一郎
業種　： 機能性表示食品の教育、届出支援、商品企画開発、販売
TEL　 ： 03-4405-4175
URL　 ： https://www.kinoken.org/


【本リリースに関するお問い合わせ】
一般社団法人 機能性表示食品検定協会
担当：持田
Tel：090-3499-6077
Mail：info@kinoken.org


提供元：valuepressプレスリリース詳細へ