日立建機株式会社のサービスパーツカタログシステムに、XVL Web3D技術を採用
配信日時: 2024-07-03 15:00:00
ラティス・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下 ラティス)は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルに展開する建設機械メーカーの日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:先崎 正文、以下 日立建機)の3Dパーツカタログシステム(以下 3Dパーツカタログ)で、部品のイラストを3D化するにあたり、XVL Web3D Manager(以下 XVL Web3D)が採用されたことを発表します。日立建機によるプレスリリースは https://www.hitachicm.com/global/ja/news/press-releases/2024/24-06-26/ からご参照いただけます。
日立建機では、「安全性の向上」「生産性の向上」「ライフサイクルコストの低減」など、顧客課題を解決するために必要な、製品・サービス・ソリューションを提供しています。また、日立建機はバリューチェーン事業*の一環で、アフターサービス領域の強化を進めています。2006年からはXVLを導入し積極的に3Dデータを業務で活用するなど、製造業DXに取り組んでいます(事例記事: https://www.lattice.co.jp/case/2009/1001-hitachi )。
*新車販売を除く、部品・サービス、再生、レンタル、中古車事業の総称。
パーツカタログは、顧客の建設機械のメンテナンスや部品交換を行う際に必要な部品について検索し、部品の名称や数量、注文時に必要な部品番号などを確認するために活用しています。これまで日立建機のパーツカタログは2Dイラストで部品を表現しており、一冊数百ページもの部品情報を、製本版および電子版パーツカタログで運用していました。イラストはサービス部品として供給する全ての部品が分解された状態であるため、実際の部品取り付け先がわかりにくい、数千点の部品から特定部品を探し出すのに時間を要する場合があるなど課題がありました。
そこで日立建機では、直感的かつ迅速に必要な部品情報を確認できる3Dベースのパーツカタログシステムの導入を決め、その3D環境構築にラティスのXVL Web3D(製品詳細: https://www.lattice.co.jp/products/lineup/web3d-manager/ )を採用しました。
【3Dパーツカタログシステムの特長】
1. 実物と同じ状態で3Dから特定部品を容易に検索
XVL Web3Dの採用により、3Dによる実物と同じアセンブリ状態のモデルから特定部品を検索できます。3Dモデルが表示されているので360度様々な視点で形状確認したり、部品の表示非表示や半透明表示など、よりわかりやすいパーツカタログシステム環境を提供します。
2. 大容量3Dデータの閲覧も容易に可能
ラティス独自のスマートローティング技術で、建設機械 1台分のフル 3D モデルもタブレットで操作することが可能です。
3. インストールレスで世界中のどこからでも閲覧可能
専用アプリ不要でURLを共有するだけで、日本をはじめ世界中のサービスマンに3Dパーツカタログを共有できる技術を提供します。サービスマンとオベレーターが実物と同じ形状のデータを参照してコミュニケーションを図れることで、これまで以上によりスピーディーに問題を解決する環境を提供します。
※ラティス所有の3Dデータを利用してXVL Web3Dで構築した3Dパーツカタログのサンプルを下記URLから是非、お試しください。
https://web3d.lattice.co.jp/Web3D92/?id=King%20Hauler_%E7%BD%B2%E5%90%8D&ini=demo1
日立建機は、XVL Web3Dによる3Dパーツカタログシステムを活用し、実際の機械や部品と同じ視点で、経験や知識に左右されずに直感的に部品を特定することで、これまで以上に顧客へのスピーディーな対応が可能になります。
ラティスは、XVL Web3DによるサービスDXソリューション(詳細: https://www.lattice.co.jp/products/dx/service/service-dx.html )を提供することで、製造業のDXを支援し、企業全体の生産性の革新に貢献していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/400266/LL_img_400266_1.jpg
3Dパーツカタログのイメージ(画像提供:日立建機)
■XVLとは?
ラティス・テクノロジーが開発した、世界トップ水準の3D基本性能を持つ3D軽量化技術です。製造現場に蓄積された3次元CADの大規模データを活用するソリューション基盤として、国内外の数多くの企業で採用されています。
【会社概要】
商号 : ラティス・テクノロジー株式会社(Lattice Technology Co.,Ltd.)
本社 : 〒162-0821 東京都新宿区津久戸町1-2 あずさセンタービル4階
代表 : 代表取締役社長 鳥谷 浩志
資本金 : 7億円
事業内容: 超軽量3DフォーマットXVL関連ソフトウェアの開発・販売、
コンサルティングなど、3Dデータ活用のソリューションサービス提供
URL : https://www.lattice.co.jp/
【その他】
・XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
スポンサードリンク
「ラティス・テクノロジー株式会社」のプレスリリース
「その他IT・インターネット」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 自分で作るDX!RUNTEQ『Python業務効率化コース』事前相談会開始!12/13 01:15
- Hong Kong's exports set for 4% growth in 202512/12 20:17
- 【鎌倉女子大学短期大学部】鎌倉女子大学短期大学部初等教育学科 通信教育課程(e-learning course)は、文部科学省より教職課程の認定を受けました。12月21日(土)にオンライン入学説明会を実施します。12/12 20:05
- 【中部大学】中部大主導の国際科学技術協力プログラムSATREPS 研究課題「Thailand4.0を実現するスマート交通戦略」が最高のS評価、私大初 ―バンコクで交通のQOLと低炭素化の同時達成モデルを提案し実装へ―12/12 20:05
- 運動時の新型コロナウイルス集団感染の主要な原因を調査~パンデミックの経験から見えてくる重視すべき予防策~12/12 20:05
- 最新のプレスリリースをもっと見る