2024年「第1回桜の開花・満開予想」を発表 春先の高温の影響で、東・西日本では平年より早い開花が多い予想 開花一番乗りは高知の3月18日、東京は3月23日の予想
配信日時: 2024-01-10 11:00:00
日本気象株式会社(本社:大阪市、代表取締役:鈴木 正徳、以下 日本気象)は、2024年1月10日に北海道から鹿児島までの約1,000か所のソメイヨシノについて、2024年第1回桜の開花・満開予想を発表しました。
今シーズンは、全国的に1月から3月は平年より高めの気温が予想されており、平年並みか平年より早い開花となるでしょう。3月18日頃に高知で開花がスタートし、続いて関東甲信・東海・九州地方の地点でも続々と開花し始める予想となっています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/381330/LL_img_381330_1.png
2024年桜開花予想マップ
2024年第1回桜の開花・満開予想(日本気象株式会社Webサイト)
(日本語) https://n-kishou.com/corp/news-contents/sakura/
(英語) https://n-kishou.com/corp/news-contents/sakura/?lang=en
全国のすべての地点の開花・満開予想は「お天気ナビゲータ 桜ナビ」にて掲載しています。
https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/sakura/sakura_top.html
■2024年の桜の開花傾向
<全国的に開花時期は平年並みか平年より早い開花に>
今シーズンは全国的に秋の気温が高く推移した影響で、休眠打破の時期は平年より遅くなる見込みです。休眠打破後の1月から3月は平年より高めの気温が予想されており、花芽が順調に生長し休眠打破の遅れを取り戻すため、全国的に平年並みか平年より早い開花となるでしょう。
3月18日頃に高知で開花がスタートし、続いて3月20日頃に宮崎で開花するなど、関東甲信・東海・九州地方の地点で続々と開花し始める予想となっています。高知は平年より4日早く、宮崎は3日早い開花の予想です。東京では、平年より1日早く昨年より9日遅い、3月23日頃に開花を迎える予想です。
[東日本・西日本]
10月は平年並み、11月は平年より高め、12月は平年より高めかかなり高めの気温でした。11月から12月にかけての高温の影響で、休眠打破の時期は概ね4から5日程度遅くなる見込みです。1月は平年よりかなり高め、2月から3月にかけては平年より高めの気温が予想されています。
開花時期は平年並みか平年より早いでしょう。
[北日本]
10月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月は平年並みの気温でした。10月から11月の気温が高かったため、休眠打破の時期が1週間程度遅れた見込みです。1月から3月にかけては平年より高めの気温が予想されています。
開花時期は平年並みでしょう。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/381330/LL_img_381330_2.png
2024年主な都市の開花・満開予想日
全都道府県の開花・満開予想
https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/sakura/sakura_hw.html
<地方ごとの開花傾向>
北海道地方 :開花は、平年並み
東北地方 :開花は、平年並み
関東・甲信地方:開花は、平年並みか平年より早い
東海地方 :開花は、平年並みか平年より早い
北陸地方 :開花は、平年並みか平年より早い
近畿地方 :開花は、平年並みか平年より早い
中国地方 :開花は、平年並みか平年より早い
四国地方 :開花は、平年並みか平年より早い
九州地方 :開花は、平年並みか平年より早い
■2024年の開花メーター
「開花メーター」は、春に開花するまでの過程も楽しむために、現在桜が開花・満開を迎えるまでのどの段階にあるかを視覚化した、日本気象独自の情報です。桜の花の元になる花芽は開花前年の夏につくられ、休眠・覚醒(休眠打破)・生長を経てはじめて開花します。
1月3日時点では、覚醒率の最下位は鹿児島の51%で、関東甲信・東海地方でも値が60%前後にとどまっている地点があります。
生長率の首位は長野の5%となっています。また仙台を除く北日本の全地点でも既に休眠打破が完了し、生長段階に入っています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/381330/LL_img_381330_3.png
2024年開花メータ―
全都道府県の開花メーターの情報
https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/sakura/sakura_al.html?yosou=1
■桜開花予想のサービスについて
桜開花予想に関する情報は、下記Webサイトやアプリにて掲載いたします。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/381330/LL_img_381330_4.png
「お天気ナビゲータ 桜ナビ」
「お天気ナビゲータ 桜ナビ」(無料)
「お天気ナビゲータ」は200万人が利用する天気・防災サイトです。
桜情報をお伝えするコーナー「桜ナビ」では、全国約1,000か所の開花・満開予想日や開花メーター等を期間中掲載しています。
https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/sakura/sakura_top.html
アプリ「桜のきもち」
3か国語に対応した、桜の開花情報がわかるお花見を楽しむためのアプリです。
桜の名所の開花予想や、見頃スポットの接近通知機能など、桜の情報をお伝えします。
(日本語版|無料)
iOS : https://itunes.apple.com/jp/app/id1080542459?ls=1&mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.jmc.android.SakuraKaika
■日本気象の桜開花予想の方法
桜の開花の仕組み(休眠打破とは)
桜は前年の夏に花の元になる花芽を作りますが、秋には休眠に入るため、それ以上生長しません。しかし、花芽は冬の低い気温に一定期間さらされると休眠から目覚めます(休眠打破)。休眠打破後は、花芽は再び生長を始め、気温が高くなるにつれて開花に近づきます。
<予測の方法について>
桜の開花・満開予想には、ソメイヨシノの開花・満開時期を予測する過去の研究を基に考案した、日本気象独自の予測式を用いています。秋から冬にかけての低温や、桜の生長状態、積算温度を計算し、予測地点ごとの過去データをもとに、その地点の開花・満開の予想日を算出しています。
<昨年2023年の桜の開花傾向と開花・満開予想の精度検証結果>
2023年シーズンの桜の開花は、全国的に平年よりかなり早めか早い開花傾向となりました。
https://n-kishou.com/corp/pdf/tec240110.pdf
■日本気象株式会社 概要
日本気象株式会社は、大阪、東京、デンマークにオフィスを構える気象会社です。天気予報、防災、環境、エネルギーなど、気象の知識と技術を活かし、幅広い事業活動を行っています。桜開花予想や紅葉見頃予想などの季節ごとの情報や、星空指数や登山予報など様々な独自の情報を開発しています。
https://n-kishou.com/corp/service/data/provide/season/
本社所在地: 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F
代表者 : 代表取締役 鈴木 正徳
URL : https://n-kishou.com
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プレスリリース提供元:@Press
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