古川聡宇宙飛行士が「HIDAMARI(R) SPACE DRY-WEAR」と「HIDAMARI Qomolangma8848(R)」を国際宇宙ステーション(ISS)で着用!

プレスリリース発表元企業:健繊株式会社

配信日時: 2023-12-13 11:00:00

採用された製品

「H I D A M A R I(R) S P A C E D R Y - W E A R」

「H I D A M A R I Q o m o l a n g m a 8 8 4 8 (R)」

健繊株式会社※1(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉木 伸彦)が「ひだまり(R)※2」製品で築き上げた技術を基に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」に提案し、「ISS搭載可」と評価された「H I D A M A R I(R) S P A C E D R Y - W E A R(ヒダマリスペースドライウエア)」と、「H I D A M A R I Q o m o l a n g m a 8 8 4 8 (R)(ヒダマリチョモランマ)」の2製品をJAXA古川聡宇宙飛行士に着用していただきましたのでご報告いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/378977/LL_img_378977_1.jpg
採用された製品

●宇宙飛行士のQOL(生活の質)向上を目指して
ISSで宇宙飛行士はほぼ毎日の運動が欠かせませんが、宇宙では汗が流れず不快な状況となることがあり、また持っていける服の数も限られます。その環境下においてエベレスト登山隊も使用した当社製品「ひだまり(R)」であれば宇宙飛行士のQOL(生活の質)向上に役に立つという強い想いから、JAXA「THINK SPACE LIFE※3」プラットフォームにおける「コミュニティ活動」へ参画。「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集※4」にエントリーし、結果2021年11月「ISS搭載候補品として選定」。そして2022年7月「ISS搭載可」と評価していただきました。
「地球で一番高いエベレストを制したひだまり(R)が今度は大気圏を破り宇宙へ」というスローガンとともに改良を重ね、採用された製品が「H I D A M A R I(R) S P A C E D R Y - W E A R(ヒダマリスペースドライウエア)」と、「H I D A M A R I Q o m o l a n g m a 8 8 4 8 (R)(ヒダマリチョモランマ)」の2製品でございます。


●「ひだまり(R)」製品特徴
(1) 汗冷えしにくい
「ひだまり(R)」は生地が二重構造または三重構造からなっており、肌側にダンロン(R)と呼ばれる特殊素材を採用しています。ダンロン(R)は透湿性に優れた素材であるため、かいた汗や運動時の汗を外部に放出します。それにより、肌側は常にサラサラ感があり快適に過ごすことが出来ます。

(2) 他機能と品質へのこだわり
「ひだまり(R)」は、消臭・抗菌機能も付加していますのでスポーツ等で汗をかいた後でも衛生的に着ることができます。また、生地の製造・縫製・裁断・検品まですべて日本国内で行われており、最新の技術と長年の熟練した技により、信頼される一品となっております。


●「H I D A M A R I(R) S P A C E D R Y - W E A R」
古川宇宙飛行士スペースドライウエア着用動画
https://www.kensen.co.jp/movie/jaxa_space.mp4
http://www.kensen.co.jp/jaxa2.html

宇宙生活では筋肉の萎縮、骨密度の低下を防ぐために1週間の内6日間1時間の抵抗運動と、1時間の有酸素運動を行います。特に有酸素運動ではかなりの汗をかきますが、地上であれば流れる汗が、宇宙では汗が流れず、肌にまとわりつくことでとても不快な状況になり、毎度タオルで汗を拭き取らなければいけません。地上においても汗を処理することは夏場の不快な汗、冬場の汗冷えなど、地上生活・宇宙生活双方でも共通の課題となっております。また、宇宙では洗濯ができず、持って行ける服の数も限られております。
そのような状況で、当製品は宇宙での運動時に使用され、「汗の吸収がよく着心地がいい、洗濯せずに風通しのいい場所に干しているだけで何日か同じ服を着ても快適に過ごせており、とてもありがたい」という古川宇宙飛行士の感想がありました。
編地の表面には、銀イオンを保持したアクリル原綿と綿を混紡することで抗菌性能をもたせた糸「金魚Ag(R)」※を使用しています。宇宙滞在時の臭い問題も解決を目指します。

※抗菌機能糸「金魚Ag(R)」とは
綿糸「金魚(R)※5」ブランドは1918年(大正7年)にタオル用原糸として誕生しました。
その後、2015年にブランドが復活し、抗菌性能をもたせたものが「金魚Ag(R)」です。


●「H I D A M A R I Q o m o l a n g m a 8 8 4 8 (R)」
https://www.kensen.co.jp/movie/jaxa_qomo.mp4
エベレスト登山隊でも実証されている編地を使用。当社最高レベルの暖かさを持つこの製品は、空気層により体温を保持する「ひだまり(R)」を使用することで、宇宙飛行士を冷えから守ります。実際に古川宇宙飛行士にISS内で着用していただき、「ISSの中は環境制御システムのおかげで温度は1年中22~23℃程度に管理されています。この気温をどう感じるかは宇宙飛行士の中で個人差があり、私は夜寝ている間寒く感じやすいため当製品のおかげで暖かく、快適に過ごせております」と感想がありました。今から30年前の1993年「ひだまり(R)」を着用したエベレスト登山隊(群馬山岳連)が世界で初めてエベレスト冬期南西壁ルートの登頂に成功。くしくもエベレスト冬期南西壁ルート世界初登頂からちょうど30年目の2023年の今年。
夢が現実になり宇宙に行くことができました。

※1 健繊株式会社
https://www.kensen.co.jp

※2 ひだまり(R)
https://www.hidamarihonpo.com/hidamari.html

※3 THINK SPACE LIFE
https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/projects/think-space-life/

※4 第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集
https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/news/detail/002031.html

※5 金魚(R)
https://www.toyobo.co.jp/news/2015/release_341.html

※6 第2回 宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集ISS搭載可否判断結果(2023年以降ISS搭載分)について
https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/news/detail/002461.html

※7 JAXA LABEL COLLAB
https://aerospacebiz.jaxa.jp/jaxalabel/

【TJ-075H】


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