ネクストジェン、MVNO業界のDX推進に向けMATRIXX社との連携を強化
配信日時: 2023-12-07 11:10:00
~小規模事業者向けに導入コンサルから運用支援までのソリューションを11月より展開~
株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二)は、5Gおよびデジタル収益化ソリューションの世界的リーダーであるMATRIXX Software (本社:アメリカ カリフォルニア州、以下「 MATRIXX社 」という。)との連携を強化し、サービスの使用状況を即座に可視化することに加え、すべての請求および課金システムを1つのプラットフォームに統合したソリューションの提供を11月より開始いたしました。
本ソリューションは既に日本の大手通信情報会社で導入され現在も稼働中であり、そこでの導入ノウハウや技術的知見を基に、導入コンサルティングも含めたMVNOの事業運営を総合的にサポートするソリューションとして展開してまいります。
画像 : https://newscast.jp/attachments/biCAASEHLcZ2a4XDwbxP.jpg
ネクストジェンがMATRIXX社との連携を強化
ソリューション提供の背景
日本は競争の激しいモバイル市場の1つで、2023年3月末時点の携帯電話契約数は2億1,063万件と人口の2倍近くになっており、同時に5Gネットワーク契約のシェアも急拡大しています。MVNO※事業者も増加傾向にありますが、小規模事業者などでは、課金やSIM管理といった事業の核となる業務を手作業で行っているのが現状です。
またMVNOにモバイル回線を提供する国内のMNO※ は、5G SA(5G Standalone)と呼ばれる接続方式でサービスを提供していますが、MVNOは接続方式が標準化されておらず、こうした状況での設備投資・更改をためらう事業者も少なくありません。
MATRIXX社は、先進的かつリアルタイムの顧客課金機能を持つデジタル収益化ソリューションを展開しており、当社は、このソリューションを内包した、日本の通信事業者の利用シーンに則した Web ユーザーインターフェースを提供しています。当社の業務支援システム(OSS・BSS)やSIM管理システム(SLMS)などを統合したこのたびのソリューションは、接続方式に関係なく導入可能であり、導入についてのコンサルティングを含めて、MVNO業界の運営課題を総合的に解決いたします。
※ MNO(Mobile Network Operato / 移動体通信事業者)自社の回線網を使用して通信サービスを提供している事業者
※ MVNO(Mobile Virtual Network Operator / 仮想移動体通信事業者)MNOから回線網を借り受け通信サービスを提供している事業者
画像 : https://newscast.jp/attachments/4lJUDHflVaoM6b0m1Vj4.png
<移動系通信の契約数の推移>
出典:総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和4年度第4四半期(3月末))
別紙P1 https://www.soumu.go.jp/main_content/000888349.pdf
ソリューション導入のメリット
● 収益化に必要な情報をリアルタイムで可視化
・サービス使用状況(加入者毎の利用状況)などを即座に可視化
・情報を基にした利用者に最適かつ新規サービスやプランをタイムリーにリリース可能
● 課金・SIM管理などにおけるサービス運用業務を効率化
・統合化されたシステムで加入者・サービス登録から解約までのライフサイクル一元化
・作業コスト低減や手作業によるミスを撲滅
● 接続方式や利用形態を問わず導入可能
・4G、5G、5G SA、いずれも導入可能
・オンプレ/クラウド、またはハイブリッドでのプラットフォーム提供
モバイルコアソリューション WEBページ:
https://www.nextgen.co.jp/solution/mobile-com/mobile-core/mobile_core_solution.html
今後の展開
携帯電話契約数の増加に伴い、MVNOサービスの事業者数も増加傾向にあります。
あらゆる形態や規模のMVNOへの運用支援により業界のDX化を推進すると共に、今後はサービスプロバイダーなどMVNO以外の領域へもソリューション提供を拡大し、日本市場において競争力のあるサービスの立ち上げをサポートしていきます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/sXGlNKXUKGTKv4Sc0qsL.png
<MVNOサービスの事業者数の推移>
出典:総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和4年度第4四半期(3月末))
別紙P7 https://www.soumu.go.jp/main_content/000888349.pdf
MATRIXX社 CEO グロ・ゴードン氏 のコメント
「日本は、新しいモバイル技術を迅速に導入し、通信サービスプロバイダーから最高レベルのサービス提供が期待できることに定評があります。 MVNO が市場シェアを拡大し続ける中、ネクストジェンとともに次の時代のイノベーションを推進できることを楽しみにしています。」
【MATRIXX社について】
MATRIXX Softwareは、大規模で実績のある最新のチャージ&コマース・ソリューションを提供しています。MATRIXXのクラウドネイティブ・デジタル・コマース・プラットフォームは、キャリアグレードのミッションクリティカルなソフトウェアを提供し、新たなネットワーク収益化の機会を引き出します。MATRIXXはコード不要のコンフィギュレーション機能により、サービスプロバイダーが新製品や新サービスを容易に開発、導入、収益化するのに必要な俊敏性を提供します。MATRIXXは、世界をリードする多くの通信会社、IoTプレーヤー、新興のネットワークインフラストラクチャプロバイダーに選ばれているプラットフォームです。MATRIXXは、商業的イノベーションとオンデマンドの顧客体験を活用することで、市場や業種を問わず、競争力を高め、新たな収益と成長の機会を促進することを可能にします。 詳細については、www.matrixx.com をご覧ください。
【ネクストジェンについて】
当社は、音声ネットワークシステムのIP化とソフトウェア化をテーマに2001年に事業をスタートいたしました。日本初の商用IP電話の導入に携わるなど、IPネットワークにおけるボイスコミュニケーションのパイオニアとして、効率的かつ柔軟な音声ネットワークシステムの構築や、異なる通信事業者およびサービス間の相互接続を得意としています。現在は、蓄積したノウハウを基に、クラウド PBX、音声認識&AI、CPaaSを活用したDXソリューションや、IP 無線ソリューション、クラウド音声サービス基盤の提供と、ローカル5Gの導入コンサルティングやモバイルコアシステムの開発・構築、セキュリティ診断およびそれらのソリューション・サービスに対する保守サポートなどを行っています。
公式 Web サイト: https://www.nextgen.co.jp/
公式 Facebook ページ: https://www.facebook.com/NextGen.Inc
※掲載されている会社名・商品名・サービス名は、原則として各社の商標または登録商標です。
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プレスリリース提供元:NEWSCAST
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